>>494
君の言うように、同じような宇宙が複数ある、という認識で、今は構わないよ。
分かりやすくするため、そして>>404のフェデレーションの認識をベースにしているため、この宇宙、という言い方をしているけれど、正確には、この帯域、だね。

フェデレーションよりも上位の存在たちについても、少し説明しておこうか。
まず、君たちが生きているこの地球のある帯域を含む、複数の群帯域の管理者のような存在がいるわけだけど、まあ、言ってしまえば、彼らにとっては押し付けられた仕事なんだね。
やる気がないわけではないけれど、彼らは、分かりやすく言うならば自然派であって、よほどの事が起きない限りは、基本的に不干渉を貫いている。
帯域というのはとても多く存在するから、それをまとめて効率よく管理するために、>>449の通り、そのいくつかを要所としていて、その一つがこの帯域、この宇宙なのさ。
そして、そんな重要拠点に、とある相容れない存在とでも言うべき者たちが、ずっと巣食っているわけだけど、それを管理者たちは迷惑に思いつつも、注視するのみに止めていたわけだ。
結局のところ、これはこの地球に生きる人間たちの問題であって、そこで生きる者たちの手によって解決されるべきである、という考え方があったからだね。
でも、組織的な関与はしてこなくても、この地球がどういう状況にあるかは、管理者たち個々人の義憤やら気まぐれやらで、いろいろと伝えてはいたみたいだけれど。

状況が変わったのは、管理者たちに仕事を任せた、また別の上位存在たちがやってきて、いい加減に解決しろと言ってきたからだ。
そこで、君たちが言うところのフェデレーションが結成されて、漸進的な方法で穏便に事の解決に当たろうとしていたんだけど、悠長にやってる内に、フェデレーション内で発生した革新派の運動に呑まれたわけだね。
革新派のトップにいる存在は、君たちのいる群帯域の管理者とはまた別の存在による管理の下で生きてきた人たちだから、いろいろと思うところはあるんだろうね。
この地球に救っている連中というのは、いろいろと厄介な存在でね、ぶっちゃけ多方面から嫌われてるから、フェデレーション結成の際には、いろんなところから参加した人たちがいるんだよ。