似たような質問が多いから、そこはまとめて答えてしまおうか。

>>478で俺は、いわゆるパラダイムシフトを産業革命に喩えたけれど、それは後にそのように認識されることになる一時代と同義であるからだよ。
具体的には、今までは2040年代〜2100年代にかけて起きていた一連の流れを、2020年代〜2060年代にまで早める計画を革新派は推進しているのさ。
2100年代以降は、まったく別世界になるようなものだし、それを40年ほど前倒ししつつ、その期間も20年ほど縮めるというのが、どれほどのことか想像できるかな。

これからの2020年代で、君たちは刺激的な情報の数々に晒されることになるだろうけれど、それらが一般レベルにまで降りてきて、本当の意味で実感し始めるのは、2030年代後半からだろうね。
コンピューターの登場から、個人がパソコンを買える時代になるまで、そしてそれから一人一台の時代になるまで、どれくらい時間を要したかを考えてごらん。
これからもこの宇宙の速度は指数的に上がっていくことを考えても、今からあと20年後なんて、とんでもない速さだよ。
まあ、この地球で生きる人たちからすれば、そんなこと関係ないのは分かってるけど、フェデレーションの側はそういう視点で見ているから、いくら遅い遅いと言っても、これ以上は早まらないと思うよ。
ただでさえ、少し急進的すぎると、革新派の内部でも未だに言われているぐらいだしね。

後に、さらに1900年代にまで前倒しする予定もあるわけだけど、これに関しては、今は無理に理解しようとしなくてもいいよ。
君たちの言っているタイムラインという単語が、具体的に何を指して言っているのかいまいち分からないけれど、平行世界とかそういう話ではないから、>>485の言うような仕切り直しとかそういう心配はしなくていい。
たとえば、俺が今こうして書き込みをしている帯域と、一回も書き込みをしていない帯域、この二つは同じ一つの歴史の中の出来事、という認識になるわけだけど、こういう感覚が身についてくるのが、これからの時代だね。