「保守派にはバカが多い、は本当だった?」宗教を信仰する人、とりわけ右翼権威主義者は 自身の知性を過信する傾向にあることが明らかに
2018/06/01 20:14
http://caramelbuzz.com/4184/
信仰心の高い人々、その中でも右翼権威主義者は、自身の知性を過信する傾向にあるという研究論文が、海外掲示板で話題になっています。

「宗教信仰」と「自分の知性についての謙虚さ(の欠如)」の関係をさぐったこの研究、2つの間に相関関係はみられたものの、
それほど強いものではなかったそう。ところが、宗教心があるグループの中でも特に「右翼権威主義者」に限定すると、非常に
強い相関がみられたとのこと。

ちなみに、「自分の知性についての謙虚さ」とは「自身の知性に限界があることを意識し、自身のエゴによる偏見を客観視できる」
能力のこと。平たく言えば、自分が強く信じていることであっても間違っている可能性はある、と認めれる能力です。

302人のアメリカ人を対象に行われたテストでは、規範意識の高さ、他者や型破りな人物への不寛容といった「右翼権威主義」
的な要素は、全て「知的謙虚さの欠如」とも関連していことが明らかになりました。そのため、論文は「知的謙虚さの欠如」は
「宗教心」と緩い相関があるものの、「社会政治的態度」のほうが遥かに強い相関を持っている、と結論づけられています。