アメリカではソロスの支援を受けた銃規制派が盛り上がって、それを大手メディアがクライシスアクター使ってバンバン報道してる
日本では書き換え騒動からの国会前デモが盛り上がって、それを大手メディアが民主主義の崩壊と叫んで報道しまくってる

内容に違いはあれど、現象として起こっているのは、どちらも現政権に対する大手メディアとデモによる突き上げだ

これをイベントの始まりとして見るのはいいとしても、俺が違和感を覚えるのは日本国内のいわゆる陰謀論系スピ系界隈の反応だ

日本の陰謀論系スピ系からも、アメリカのオルタナ系と同様に、いわゆるQアノンに対しての反応は好意的だ
そのQアノン情報のスタンスでは、現在のアメリカで起きている銃規制運動は、抵抗権剥奪のためのディープステートの工作ということになっている
アメリカの大手メディアもそれに乗っかっていて、それはホッグの件からも窺い知れるし、その点については日本でも同様に見ているところが多い

反対に、今の日本で起きている状況は、大手メディアとデモによる現政権への激しい突き上げという現象は一致しているのに、その役割がアメリカと真逆になっている
そして、アメリカの現況にQアノン情報を照らし合わせて好意的に解釈している日本の陰謀論系スピ系の各所が、なぜか日本の現況に関しては正反対の反応を取っている

つまり、アメリカではディープステートと大手メディアに扇動されたアンティファなどの民衆側とトランプ政権が戦っている、という前提で話が進んでいるのに対して、
日本では安倍自民に扇動されたネトウヨなどの無知な一般市民たちを目覚めさせるために大手メディアが戦っている、というる図式で陰謀論系スピ系では語られているわけだ

このお互いに正反対の対立構造を真とするには、前提として、アメリカの大手メディアは腐りきっているが、日本の大手メディアは腐っていない、ということになっていなければならない

たぶんだけど、ここにしっくり来ていないって人は多いんじゃないだろうか

続く