日本を支配する町? 「田布施システム」の謎を安田浩一が解き明かす
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・幕末に、天皇と田布施出身の若者が入れ替わった。それ以来、田布施の出身者や関係者によって日本は支配されている。
・実際、田布施とその周辺の町は日本の首相を数多く輩出している。
・田布施の背後にはユダヤ資本が存在する。
・朝鮮人の日本支配にも田布施は関わっている。

そう、日本を動かしているのは永田町でも霞が関でもなく、その場所さえ大半の日本人は知らない、田布施という名の
田舎町だった、そして、その田布施の意向で日本が歴史を刻んできた──という話なのである。

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この陰謀論には"元ネタ"がある。
1997年に発行された『裏切られた三人の天皇』(鹿島昇著、新国民社)、『日本のいちばん醜い日』(鬼塚英昭著、成甲書房)
など、いずれも明治維新の「謎」に言及した書籍だ。

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「こんな小さな町でありながら、宗教団体が多いんですよね。そこに何らかの意味を感じると話す人も少なくありません」
田布施に本部を抱えている宗教団体は、天照皇大神宮教(てんしょうこうたいじんぐうきょう)と神道天行居(しんどうてんこうきょ)の2団体。
さらに金光教も町内に西日本最大規模と言われる施設を持っている。
なかでも天照皇大神宮教は信者約50万人を抱え、その名は海外でも知られた存在だ。
いや、戦後まもなくに「踊る宗教」として注目されたといえば、はたと膝を打つ人も少なくないだろう。
開祖の北村サヨは隣町の柳井で生まれたが、結婚を機に田布施へ移り、同地で天照皇大神宮教を立ち上げた。
「本町に"神がかった"イメージを持たれることが多い理由の一つかもしれません」(井上さん)
ところで北村サヨの孫にあたるのが、自民党の北村経夫参院議員だ。

さらに現代における田布施出身の有名人として町民の多くが名を挙げたのは、タレントの松村邦洋だった。
松村が成功者であることに異存はない。