今年4月下旬に発表された政治団体・政党に関する世論調査によると、デモシストは民主党を抑えてトップの支持を得ており、解散の影響は小さくない。

 黄氏は会員制交流サイト(SNS)を通じて、「悪法が迫る中、政治監獄につながれるのか中国に移送されるのか、だれも明日のことがはっきりと分からない」とし、「これからは個人の身分で信念を実行する」「わが家、香港を守り続ける」と主張した。

 周氏もSNSで「たとえ絶望の中にあっても、力強く生きていかなければならない」とコメントした。

 一方、独立派の政治団体、香港民族陣線は30日、香港の本部を解散すると発表。今後は台湾や英国の支部を拠点に、香港独立に向けた活動を継続すると明らかにした。香港独立の活動も香港国家安全維持法によって、国家分裂行為として摘発される可能性が指摘されていた。