0001名無しさん@お腹いっぱい。
2015/08/04(火) 06:03:59.72ID:7QOE6gPdhttp://jp.sputniknews.com/japan/20150803/690527.html
1945年8月6日に広島、そして8月9日に長崎に、米軍が原爆を投下してから、今年で70年になる。
両市の市長は、米国に対し謝罪を求めているが、日本政府は、そうした謝罪の必要性はないと
考えているようだ。
当時広島と長崎では、何十万もの人々が亡くなった。そしてその後も長い間、さらに何十万もの
人々が、放射線障害に苦しみ亡くなっていった。そうした犠牲者の大部分は、一般市民だった。
この事は、人島と長崎への原爆投下が、戦争犯罪である事を意味している。しかし米国は、
日本国民に謝罪をしてこなかった。そして日本当局も、日本のマスコミも、そうした謝罪を求めて
いないようだ。ロシア科学アカデミー極東研究所日本調査センターのワレーリイ・キスタノフ所長は
「そもそも、原爆投下というテーマに対するアプローチが、とても奇妙だ」と考えている。彼は、
ラジオ・スプートニク記者の取材に対し、次のように述べた―
「このテーマに対する日本のマスコミのアプローチは、とても一面的だ。なぜ米国が、ああした
野蛮な戦争遂行手段に頼ったのだろうかという原因究明の試みは、事実上なされなかった。
反対に、日本のマスコミや政治家達は、あらゆる方法でこの事実を避けているが、その中には、
たくさんの人々の命を奪った非人間的行為をしたのは誰かについて、単に口をつぐもうとの試みが
見て取れる。
原爆投下については、それがどの国によって製造されたのかといった言及はなく、抽象的に
述べられている。つまり米国という名は、直接出てこないのだ。その理由は簡単だ、米国は現在、
日本政府の主な軍事的政治的同盟国だからだ。そればかりか日本は、米国の核兵器に苦しんだ
経験を持ちながら、現在米国の所謂『核の傘』の下にある。米国は、多くの日本人にとって、
中国の脅威が増している中、日本の安全を保障してくれる唯一の国と受け止められている。
日本国内で中国の軍事的脅威というテーゼが誇張され、日米安全保障条約に期待が集まっている
今、日本の政治家達は、原子爆弾投下に対する米国の責任という尖鋭的問題を避けて通るのだろう。」