最近の日中関係の動きに係る注意喚起
2012年9月15日
在広州日本国総領事館
http://www.guangzhou.cn.emb-japan.go.jp/seqinfo/doc/seq120915-06.html
1.最近の日中関係の動きに関連し、これまでに邦人の皆さまから当館に対して以下のような邦人に対する報告が寄せられておりますので、現下の諸状況から邦人の皆さま方におかれましては安全の確保に十分注意してください。

(1)スプレー吹きかけ事案
広州市内でバイクに乗車した者から催涙ガスと思われるスプレーを吹きかけられた。
(2)罵倒事案
広州市内で背中に「JAPAN」と書かれたTシャツを着て歩いていたところ、中国語で罵倒された。
(3)タクシーでの乗車拒否事案
広州市内各地において、邦人が運転手から乗車拒否される事案が散発している。

2.また、在上海日本国総領事館に対しては、邦人の皆さまから以下のような報告が寄せられておりますので、参考にして十分注意してください。
(1)グループで深夜に食事をしていたところ、中国人に因縁をつけられ暴行を受けた。
(2)タクシーで移動中、不審なバイクの運転手からタクシーの運転手に「金を払うので、乗客を降ろせ」などの要求があった。
(3)複数名で歩道を歩いていたところ、中国人からペットボトルを投げつけられ、「ばかやろう」との罵声を受けた。
(4)複数名で歩道を歩いていたところ、中国人から「JAPANESE」と言われ、1名が麺をかけられ怪我を負い、1名が眼鏡を割られ持ち去られた。
(5)歩道を歩いていたところ、中国人から「日本人か」と声をかけられ、突然、脚を数回蹴られ打撲傷を負った。
(6)歩道を歩いていたところ、向かってきた電動自転車の中国人に「JAPANESE」と言われ、炭酸飲料を頭にかけられた。