本格的な梅雨を迎え、光るキノコとして知られるシイノトモシビタケが、和歌山県串本町の沿岸林で幻想的な淡い光を放っている。

 かさの直径は数ミリから3センチほど、高さ約1〜5センチの小さなキノコ。全体に茶褐色で、かさに筋が入るのが特徴。朽ちたスダジイやツブラジイ(コジイ)、ウバメガシなどに9月ごろまで発生する。雨が降った1〜3日後によく光るという。シイの生える神社林などでも発生し、星をちりばめたような風景が見られる場合もある。

 シイノトモシビタケは最初に東京都の八丈島で発見され、その後、すさみ町や串本町、那智勝浦町など紀伊半島南部にも分布していることが分かった。

6/20(水) 17:01配信 紀伊民報
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