東証1部上場でストッキングや下着など繊維製品製造の「アツギ」は、2020年10月30日付で公表していた希望退職者の募集に75名が応募したことを明らかにしました。

満40歳以上の正社員および契約社員を対象として約60名、パートタイマーを対象として約70名を募集したなか、それぞれ40名と35名の応募者数となりました。なお、この施策に伴う特別退職金などの費用として約1億円の特別損失を計上する予定です。

新型コロナウイルス感染症の影響によるリモートワークの普及で、主力商品となるストッキングの販売が低迷するなど事業環境が悪化していることから、早期の収益性改善には人員体制の再構築が必要と判断し今回の施策を決定したようです。