【コッポラ】地獄の黙示録 02【1979】
「現代の黙示録」として、ベトナム戦争を舞台にしたこの映画では、黙示録的な禍いと地獄の場面が繰り広げられます。 人間の歴史とともに黙示録が顕現しているというメッセージが読み取れます。 IMAX行きたかったけど咳の症状出てるから断念した もう終わっちゃうよね カーツが出てきてから退屈だって声が多いんだけどそんなにつまらんものなのかな? 戦争映画=とにかくアクション/戦闘シーン! みたいな人にはそうなんだろ 話がとっちらかって監督すらも纏めるのに苦心したってところもあるんじゃないの? この映画は難解です。 私は立花隆の解説書と、コンラッドの「闇の奥」を読んで、 なんとなく理解できたと思っています。 映像の壮大さやストーリーを楽しむなら別ですが、作者の意図を理解するためには、 前記の2冊を読むことをお勧めします。 立花の本はオレも読んだばかりだけどとても良いよね 読んだ上でさらに自分の想像を膨らませるともっとこの映画が楽しめる気がす 立花の本をよんだなら町山智浩の『映画の見方がわかる本』も読むといいよ この映画について非常に好対照なスタンスで論じられていて面白い(笑える) 立花本も「映画の見方がわかる本」も読んだ暇な人には 3枚組ボックスセットのコッポラとジョン・ミリアス(オリジナルの脚本執筆者)の対談と 「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」もちゃんと見ておくといいですよ ミリアスがどういう意図で書いたか細かいシーンやタイトルのきっかけを語っているし 「ハート・オブ〜」は実際の撮影時のゴタゴタぶりがわかります 作品製作に纏わる裏話は面白いけど、完成した映画の評価とは別 ただのゴシップ屋の癖に評論家を自称する町山の愚かさ リアルタイムPTSD映画と思えば狂った後半もそれほど不可解ではないな。 どんな映画でもそうだが、町山の解説を薦める奴って、教祖の(パクリと間抜けな想像世界)本読めと布教するカルト宗教の目すわった奴らと同じに見られてる自覚ないのかね。 ワイという生粋の大和民族ともいえる神の国、日本の人間が聞いた情報によると、 もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしいでw もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそうや、っていうかまず無理w 全く自分のケツに火が付いているのにも関わらず反日運動にうつつをぬかすからこうなるんやで低悩共が(ゲラゲラゲラwwwwwww そんでもって低脳民族でお馴染みの中国の愚民共の心は荒んで暴動から内乱へ、 そして革命が起きて中国から共産主義が無くなって中国が生まれ変わるのも時間の問題やな(ゲラゲラゲラwwwwww その世界では有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報やでw(こっそりとな)w まあお前らほど頭のきれる連中には、今さらなくらいのネタやなw、 お前らからすればもうすでに常識的なくらいの知識やろ? >>5 ちゃんねるやってるやつならすでにこの情報で大儲けしてるしな(ゲラゲラゲラゲラwwwwww 三島由紀夫が生きていればカーツ役やって欲しかったな コッポラはMiSiMAのプロデュースしてるし興味はあっただろう 愛國戰隊大日本の主題歌 もしも 日本が 弱ければ ロシアが たちまち 攻めてくる 家は焼け 畑は コルホーズ 君はシベリア 送りだろう 日本は オォ 僕らの国だ 赤い敵から守り抜くんだ カミカゼ スキヤキ ゲイシャ ハラキリ テンプラ フジヤマ 俺達の日の丸が燃えている GLOW THE SUN RISING SUN 愛國戰隊 大日本 北に ロシアが いる限り 北洋 漁業は 出来やせぬ 網は裂け 漁船は 拿捕されて またもカズノコ 高値呼ぶ サケ マス タラも僕らのものだ トロール船を 追い返すんだ カミカゼ スキヤキ ゲイシャ ハラキリ テンプラ フジヤマ 君たちも 今すぐに 出漁だ GLOW THE SUN RISING SUN 愛國戰隊 大日本 樺太も オォ 僕らのものだ 祖先の土地を取り戻すんだ カミカゼ スキヤキ ゲイシャ ハラキリ テンプラ フジヤマ 今すぐに アカどもを ぶち殺せ GLOW THE SUN RISING SUN 愛國戰隊 大日本 >>6 四月中旬から、再上映するらしいよ 詳しくはHPで見てくれ 2020年4月17日より、丸の内ピカデリー、ミッドランドスクエア シネマ、MOVIXさいたま、MOVIX京都、梅田ブルク7、T-JOY博多の「ドルビーシネマ」にて、「地獄の黙示録 ファイナル・カット」のアンコール上映が期間限定で行われる。 だってよ そこ頃はまだ終息してないだろうなぁリアルの黙示録は The horror, The horror . . . なんかバカなことを投稿している輩がいるな。 サハリンは日本の領土じゃねーよ。 千島列島が日本の領土だったんよ? ロシアを憎んでも筋違い。 アメリカとイギリスがヤルタで交渉したから参戦してきたんだからな。 それを知らない私の父や叔父たちは仕方がなかったわけだが。 >>22 教えてくれてありがとう! 丸の内ピカデリー、ドルビー上映なら嬉しいな ただしコロナこれからが本番っぽい >>26 プラトーンごっこしたけど、わかってくれる人がほとんどいなかった。悲しい 映画館閉まっちゃった 来年またIMAX上映してくれ >>34 観たい!丸の内ピカデリーのドルビーで 丸ピカ、潰れませんように…… 【低脳民族国家中国共産党(笑) うそしか言わないwwwwwwwwww 】 ・南京大虐殺があったのなら、昭和40年代に南京で日本映画に中国人が大行列したのはなぜなのでしょうか ・2012年、中国が日本にお願いして建ててもらった工場を反日運動で破壊 ・500Kmしか出ない日本の哨戒機に3000Km出る中国の戦闘機が日本の哨戒機に脅されたと言う。 ・2010年、尖閣で海上保安庁の船にぶつけられたと言って、中国船の船体の先に穴をあけた写真を公開。 この時、民主党はモナ夫を派遣して中国に尖閣の追突ビデオを公表しないと約束。 ・尖閣諸島は石油がでる前は、尖閣は日本のものと言っていたのに石油が発見されると中国のものと言い出す。 ・2008年、北京オリンピック聖火リレーの長野、中国人数千人が押し寄せて日本人に乱暴、長野県警は放置 ・文化大革命で、1億人殺しているが、新聞に写っている毛沢東の個所を折り曲げたりすると死刑。 ・1948年、歴史上、中国領となったことがないチベットに侵攻し、チベット人120万人以上の大虐殺実施中。 チベットにいるパンダを貸出て1匹につき年1億円の貸出料を取る。 ・第2次世界大戦で日本は中華民国と100回以上戦ったと記録にあるが、逃げていた中国共産党とは1回も記録にない。 中国共産党は、日本に勝った言っている。(プーチンに日本に勝ったと嘘をついている国として挙げられる) ・1937年、盧溝橋事件で両方に銃弾を撃ち込み、日本と現在、台湾にいる中華民国が全面戦争になるようにした犯人。 先日初めて見たんだが ワルキューレ騎行のシーンが有名だからクライマックスなのかと思ったらプロローグも良い所なんだな 全体的には正直あんまりおもしろいとも思わなかった ベトナム戦争世代には刺さるのかもしれんが オリジナル版では前半ヘリ後半つまらん、という区分けだったんだが、長尺版は後半を1時間加えたような内容なのでヘリがただの序盤になってしまった。 imax再上映ってもう終わった?1917の時に予告やってたから見たかったけどコロナ云々とかだったからなあ 後見るのはファイナルカットの方でいいのかな?特別版みたいなのもあるけど 2〜3月にかけて上映したやつのことを言ってるなら終わったよ 池袋までわざわざ行った。コロナ騒ぎ滑り込み ダラダラ見たいなら特別版、サクッと見たいなら通常版かファイナルカット ちょうど明日休みだ! 行ってみるかな 情報ありがとうございます! あーそうかクラスターとか出てたしね まだ自粛するわ ありがとう >>38 無教養にして感性鈍感なヤツにはこの映画の面白さは分からないよねえ >>48 無理もねぇ 今時の教養無しのユトリには理解出来ねぇだろうw 今時の感受性鈍感で教養無しのユトリ出身の貴様にサーフィンのなにがわかる! アマプラにある劇場公開版の方はじめて見たんだけど、ラストの爆撃シーン?と呼ばれるものが無かったんだけどなんで? >>52 監督が「ウィラードは王国爆撃を要請しない」って決めたから >>53 ごめん言い方が悪かった オリジナル版の方は爆撃シーンがあって、特別版の方はカットされてるって聞いてたんだけど、アマプラで見たオリジナル版はカットされてたんだよね もしかして俺の認識間違ってる? >>55 ブルーレイでも本編には組み込まれてないよ、別ディスクに特典映像として入ってる そもそも「爆撃シーン」があるのではなく、公開当時のエンドクレジットに 「セット(カーツ王国)の爆破を撮影したもの」を使っただけらしい。 セットは撤去しないといけないからそんなら爆破してとりあえず撮っておくかと。 その映像を公開当時エンドクレジットに使ってしまったのが誤解のもと コッポラ曰くストーリー的には闘争が終わり ウィラードは新しいカーツになり最後に武器を捨てる、部族も武器を捨てる そしてウィラードはランスの手を取って戦争のない新しい時代へ導く ということらしいからウィラードにカーツ王国を爆破する意図はない とはいうものの劇中に「22時までに戻らなかったら無線で爆撃を要請しろ」とか カーツのメモに「爆弾を投下して全てを殲滅せよ」とか出てくるから事は余計にややこしくなるw >>57 >とはいうものの劇中に「22時までに戻らなかったら無線で爆撃を要請しろ」とか カーツのメモに「爆弾を投下して全てを殲滅せよ」とか出てくるから事は余計にややこしくなるw そこ、わかり難いんだよね コッポラも混乱していたのかな?とも思うけど、どのバージョンにもそこは入ってるしw 限定公開の70mm版は 静かに去ってゆくとこで終わるバージョンだったけど 拡大公開用35mm版にはエンドクレジットとして 神殿爆破シーンをつけるって公開パターンを考えてたから カーツの「殲滅せよ」の殴り書きやシェフが爆破要請するシーンは 後から追加撮影したりアフレコしたりで入れたんじゃないの >>57 教えてくれてありがとう ということはソフトでリリースされたものはほとんどエンドクレジットがカットされてるってことなのかな? 収録されたのは当時の劇場公開時だけ? ずいぶん前に出たソフトでは 神殿爆破エンドクレジットのもあったと思うけど 今出てるソフトは黒バックにエンドクレジットってのが 決定版ってことになってるんじゃない 神殿爆破はあくまでもファンへのサービスの映像特典扱いってことで コッポラとしてはあの静かに去ってゆくのが 一貫して望んだ終わり方だそうなので そのあとに派手な爆破シーンがまた始まるのは本意じゃないんでしょ >>58 そりゃあ 撮影終わったら自室にこもって、翌日の脚本書いてたからな 単語帳にいろんなワード書いて、それ組み合わせてみたり 『ハートオブダークネス 』でみられるよ >>59 爆破シーンって、配給のUAがくっつけたんじゃなかったけ >>55 カンヌ版→70mm初期公開版→ここまで「爆破」シーンなし 配給のUAが「爆破」シーンくっつける→35mm拡大公開版 限定公開の70mm版はオペラみたいな感じにしたかったので 冒頭にも終わりにもクレジットを出さないで 劇場で出演者やスタッフの載った紙を配るようにしたけど 拡大公開版にはエンドクレジットをつけなきゃならなかったので あの爆破シーンを使うことにしたけど 静かに終わった後にドカンドカンがあるのはなんだかなぁ でも金銭的に失敗できなかったから妥協したんだよ みたいなことをコッポラが公開当時のインタビューで言ってたと思う なるほどね 裏話知ると面白いね みなさん色々と教えてくれてありがとうございました “ファイナル・カット”ではじめる『地獄の黙示録』。 HiVi8月号の特集は、一般教養としての『地獄の黙示録』 https://online.stereosound.co.jp/_ct/17376717 どう見てもエンドクレジットの音楽はあの映像前提で作ってるだろうに。 >>38 ベトナム戦争世代には刺さるのかも 関係ないでしょ。別にベトナム戦争をテーマにした映画ではなく、コンラッドの 「闇の奥」を撮る際、時代背景にベトナムを持ってきたというだけだから。 レオーネの「続・夕陽のガンマン」が、三悪党の出し抜き合いの時代背景に南北 戦争を持ってきたのと同じような感じで、娯楽映画でありながら、実際にあった 戦争についての監督の捉え方も読み取ることが出来るというだけのこと。 「タクシードライバー」が未だに若い観客を魅了するのは、主人公がベトナム 後遺症であることとは関係がない。明らかに異常者のトラヴィスという主人公に、 観客が自己投影できてしまう要素を見てしまうからだが、「地獄の黙示録」には そうした人物が登場しない。肝心のウイラードは終始何を考えているのか描かれ ない狂言回しに徹し、対するカーツもカルト教団の尊師の如く訳の分からない 人物のまま殺されていく。だからプロサーファーの波乗りを見たいという理由で 空爆を行うキルゴアのような脇の人物の方が目立つヘンな映画、長いけど何を 訴えたいのか分からない、カーツの暗殺も娯楽映画のクライマックスとしては 弱いという、特別編、完全版と、何度編集し直しても、結局は壮大な失敗作と いうのが、一般的かつ順当な作品の評価だ。 https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1596243842/ 【岐阜】放牧場に頭と前足が切断された黒毛和牛…現場近くにいたフィリピン国籍の男 (46)逮捕 解体して盗んだか 自転車に牛の血 [ばーど★] >>72 地獄の黙示録が失敗作というなら成功作って何だろうね。訳知り頭の浅薄過ぎる論評、わろた 当初の企画通りのベトナム戦争スペクタクル映画を期待していたら失敗作だった、ってってことじゃないかな >>14 町山智浩(朝鮮人) コイツは1989年の天安門事件で 死者・犠牲者が1人も存在しないと吹聴していた北朝鮮工作員・支那共産党マンセーの試し腹。 詐欺常習犯・エセ評論家の町山智浩の コメントを参考にする奴は真贋を識別出来ないアホ。 大英帝国のBBCが天安門事件の 死者が10000人以上だと事実を報道していたが、町山智浩(朝鮮人)は 北朝鮮御用達のNHKと連携し悪質な印象操作に邁進していた詐欺常習犯。 >>16 >17 正解。町山智浩(朝鮮人)に コッポラ監督の歴史的名画の真価など 理解出来ない。 立花隆の方がマシ。 町山智浩(朝鮮人)は 三島由紀夫や石原慎太郎閣下を批判し こき下ろし揶揄していた 浅田彰(朝鮮人)と同じカテゴリー。 ハイデッカーの著書タイトルを模倣した 力と構造だけが代表作の無能。 ハイデッカー?知らないなあ。力と構造?それも聞いたこともないなあ。 これはVHSの画像?それとも劇場で撮ってきたのか? www.youtube.com/watch?v=dSuncZHLDBM 帝国主義戦争批判をやろうとしたら戦争賛美映画になってしまった怪作 に尽きるんじゃないの? 逆じゃないかな ミリアスの準備稿ではマッチョな戦争スペクタクル映画だった筈 >>87 準備稿というのは知らなかった ただ、コンラッドの「闇の奥」は欧州列強のアフリカ植民地化による帝国主義的侵略を批判しているんだよね クルツの「恐怖だ、恐怖」という言葉は、率先して現地人を非人道的に扱った自分の心を内省すると同時に、欧州列強を糾弾していると読み取れるから、上のように解釈出来る 準備稿段階からコンラッドが原作という前提なら、当初から帝国主義的侵略=ベトナム戦争を批判するという視点じゃなかったかな シナリオや映画の成立過程は別問題だろ あくまで完成された映画作品を観る限り、テーマは米国のベトナムへの帝国主義的侵略戦争批判であることは明らかだ ところが前半の戦争アクションパートがあまりに素晴らしい出来だし、後半も意味不明なのでテーマが見失われてしまったということじゃないか 後半の意味不明さは、原作との時代差からくるもの 原作の言わんとする「恐怖だ、恐怖」というのは、人類が進歩の夢に酔っている時代に、いや人類は大きな闇を抱えていると訴えることに主眼がある 黒人が神と崇めるような文明の利器を盾に、欧州人は彼らを人間扱いもせずに使い捨てしている 暗黒大陸の奥で見えたのは、人類の進歩ではなく恐ろしさだ それをベトナムに流用しようとしたところが、今や進歩幻想など何処にもない中、人類は闇を抱えていると言ったって、原爆2発もぶち込んでおいて今さらバカ言うなって話だと思う 補足 すまないが俺は評価の高い立花の解説書読まずに、コンラッドの原作読んで書いてるだけなんだ 立花の本ではこうだとか、そこが違うとかの意見があったら教えて欲しい 近く立花の本も読んでみるがね 立花隆「解読『地獄の黙示録』」を読んでみた。 この人のノッペラボウの文体はどうも好きになれないし、内容も首を傾げさせられる箇所がいくつかある。 例えば、カーツの王国でカメラマンがタバコをねだったのは、コンラッドの原作と同じと書いてあるが、原作ではカメラマンに相当するロシア人はタバコをねだったりしていない。主人公から勧められたので、喫って喜んでいるだけだ。 それにエリオットの「アルフレッド・プルフロックの恋歌」は愛の告白を迷い続ける詩と紹介しているが、とんでもない誤解だ。「生の不毛と倦怠を、都会的なシニカルなタッチでえがいた」(田村隆一)、理想や希望を喪失した現代人の詩で、愛など疲れるなとしか感じていないのである。 それはさておき、立花によると「地獄〜」はエリオットの「荒地」と同様にシンボル操作の手法により、ベトナム戦争を批判し、戦争のない世界のヴィジョンを示した映画だという。 確かに、コンラッド、エリオット、聖杯伝説、金枝篇、ドアーズと、様々な仕掛けが出てきて、それを読み解く楽しさはある。 しかし、その中心となるコンラッドの原作と現代は時代がかけ離れており、>>89 で書いたようにもはや訴求力がない。意味は分かるが、効果がないのである。 結局、本作は壮大な失敗作というのが妥当な評価だろう。 時代がかけ離れていて訴求力(なんだこの用語?)が無いというのなら、 古代ギリシアのダフニスとクロエを現代化した三島由紀夫の名作「潮騒」なんか なんどもなんども映画化されていて評価が高いですけど、全く「訴求力」が無いということになりますねw >>92 ああ、訴求力はビジネス用語だったか。つい慣れた言葉を使ってしまい失礼。 一般的に言うなら、「衝迫力」とか「衝撃」になるかな。 レスは異論、反論ともに大歓迎です。 あなたの反論は、古典の現代的意義という問題に収斂されます。 それについては、@古典は人間や社会の本質を衝いている、A歴史的文化的蓄積を通じて現代にも生きている――ことが古典の価値だ、という模範的な答えで十分でしょう。 残念ながら「ダフニスとクロエ」は読んでいないのですが、「潮騒」は読んでいます。同作は必ずしも三島の傑作とは思いませんし、5度も映画化された作品群はアイドル映画が多いため、高く評価されているとは認識していませんが、社会的・物理的修飾を削ぎ落し古典的恋愛を描こうとした小説の試みは、小生も結構好きです。これは上記Aに属する楽しみ方ですね。 ならばコンラッド「闇の奥」も古典的価値があるはずではないか? その通りです。だから最近でも光文社文庫から新訳まで出ている。 しかし、「価値がある」=「衝迫力、衝撃がある」ではないのです。 (続き) 恐らく進歩幻想に酔っていた19世紀欧州では、恐らく衝撃だったと思います。だからエリオットは「ホローマン」でエピグラフを捧げている。その衝撃は常識(進歩幻想)を覆すようなものだったんじゃないでしょうか。 しかし、第二次大戦やベトナム戦争を経た現代人が、果たして同様の衝撃を受けるか。それは、「地獄の黙示録」のカーツ大佐のセリフ、”the horror, the horror”に観客が衝撃を受けるかという問題に等しい。 小生は「原爆2発もぶち込んでおいて今さら寝惚けたことを言うな」という感想でしたが、あなたはどうでしょうか? ま、広い世の中には衝撃を受けるという人もいるんだろうと思いますが、多くはないだろう。その考えに基づいた寸評が>>89 、>>91 です。 何かご疑問がありましたら、またレスいただければ嬉しいですね。 ”the horror, the horror”(なっちの字幕だと「恐怖だ 地獄の恐怖だ」・・・だったかな) を観た黒澤明は言った 「ありゃ、ちょっと気取りすぎだね。こわい、こわいでいいじゃない」 The Horror The Horrorってシーンには カーツが死際に何か叡智を得たって感じがあったから 黒澤のこわいこわいってのよりも なっちの訳のほうが合ってると思う 同感 だけど「地獄の」は無意味だしミスリーディング カーツ大佐が恐怖を感じているのは、「殺戮本能丸出しの戦争人間となった自分や人類」に対して 「地獄の」なんて加えると、人類への恐怖などどこかに消えてしまう なっちがstoned(ラリってる)を「石を落とした」と訳したのは有名な話 read.cgi ver 07.5.4 2024/05/19 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる