あの山を〓─〓─〓─〓─〓─〓─ 〓─制覇するのは素晴らしいと言う風潮に辟易しますわ。
いや、もちろんこういう映画の存在意義まで否定するつもりはないが評価に見合わないのか、
他にこの作品を越える物が本当に無かったのかと思うと嘆かわしい。こういう作品は沢山
ある作品の中に
埋もれてこそ輝く。
神輿にのせて皆で担ぎ立てるような物では無いと思って居るので
この作品のファンならびに関係者には申し訳ないけど酷評させて貰いました。
シリーズの機能不全家庭とでも言うのでしょうか?負は負しか生まず、母親も娘も疲れ
果て落ちて行くばかり。こちらが落ち込んでいる時はたぶん最後まで観ることはできな
いんじゃないか?と言う映画。池脇千鶴ありきの映画のような気がするとかしないとか。
ストーリー的には貧困の中で希望を見出していく、昔からよくありがちな日本映画作品と
感じました。俳優陣は配役、演技共なかなか素晴らしいと思います。特に池脇千鶴はよ
かったです。救われない世界、でも生きていくしかない。そういう哀しい物語を上手く
表現している。ただし、リアリティの描き方で好き嫌いは分かれる映画。 インターネット
仕事を辞めパチンコと散歩の毎日を過ごす青年が偶然パチンコ屋で知り合ったフレンドリー
な若者の住む
バラックで出会った
若者の姉に惹かれる。しかしこの家族は寝たきりの父、疲れきった母、若者も傷害事件で
仮釈放中、姉も家族のため体を売って生活しているなど数々の問題を抱えて極貧の状態
であった。青年は若者の姉の抱える問題に向き合うことになる。良い作品。全体的にドン
ヨリとした陰鬱な世界観だが妙なリアリティがある。青年役綾野剛、若者役菅田将暉、
姉役池脇千鶴の演技がすばらしい。だらしない男の印象だった青年が実はしっかり者で
うざい印象の若
者もだんだん
憎めなくなってきて
姉もこの生活から抜け出すことを諦め気味になっててでも青年の言葉で少しずつ心動いて
いく。そういった変化が良かったです。失礼を承知で言うなら「しょーもない作品」の
一言である。各役者の演技力、拓児の憎めないキャラクター、そして池脇千鶴のヌード。
ただそれだけで支えられて居るだけ。残念ながら内容が何もない。
これが社会の底辺の
物語ですとでも言わんばかりの設定にして、あなたたちとは違う世界の物語を感じ取り
なさいとでも言いたいのか。山で人を殺したって、あんなチェックもろくにせずに発破
ってただの殺人ですわ。まぁ現時的には過失致死罪でしょうが。綾野剛は自身の贖罪も
行えない癖に安っぽい倫理感と愛を振りかざしてやってる事は一家を崩壊に導いてる
だけ。結末も描けず放り投げて、後は皆さんのご想像にお任せしますのこて放り投げの
シャットダウンエンド。こんなのが、なんちゃら賞みたいなのを取るから邦画は進歩がないし
今更ながらオイ基地害...何をシコシコとひとりで書き込んでんだ?