西部戦線異状なし
西部戦線は異状なし、かもしれんが就職戦線は異状あり どっちもあんまりよく憶えてないけど、
原作では最後に誰か他の人が書き加えていわく、
「ここまで書いてきた○○君だがある日ついに戦死された。
その日は前線はとても静かで、軍司令部の報告も
『西部戦線異状なし、報告すべき件なし』という言葉で尽きるほどだった。
死体を裏返してみると死に顔は穏やかで苦しまずに死んだようだった」てな感じ。
映画では、砲撃も攻勢もない静かな日、
塹壕ではハーモニカの音が聞こえるなか
兵士達は底に溜まった水の汲みだしに余念無く、
主人公は前線の塹壕で当直についていたが、
塹壕の土嚢の向こうに蝶がとまって
羽根をゆっくり動かしながら泥水を吸っているのを見つけて
銃眼から手を伸ばす。無人地帯の倒木の後ろに隠れた
フランスの狙撃兵がそれに気づく。
手が届かないので胸壁の上に身を乗り出して蝶を捕まえようとする。
その腕と蝶が大写しになり、突然バーンという音と共に腕がひくつき
力が抜けて主人公の死を示す。
そうだパウル・ポイメルだった。
好きだった蝶を見つけて微笑んでいたんだよね。 80年も前に作られたとは思えないほど素晴らしい出来だな。
戦闘シーンも凄いし、プライベートライアンや
バンド・オブ・ブラザースに負けず劣らずの作品だ
映画化はされていないけど、フランスの作家バルビュスが
大戦勃発時にもうそれなりの名声もあったのに志願して
一兵卒として戦った経験を元にした「砲火」も読み応えあるよ。
最後の方の、大雨で敵味方双方とも塹壕で溺死者続出した凄惨な場面とか
兵士達、同じ兵隊ながら前線後方でまったく安全で楽な仕事に就いている連中、
戦争で儲けている酒保の経営者、戦争をわかってないパリの紳士たち
とかの対比がおかしい。 映画化されているかどうか知らないけど、と書くつもりだった。 とっちが白黒でどっちがカラーか思い出せないけど、
ちょうちょをとろうと思って狙撃される。
小鳥を写生していて狙撃される。
>>98
とか見ると小鳥の方がカラー(新しいほう)なんだなっておもうけど。
どっちも衝撃的なラストでした。
白黒のほうは高校の課外授業で。カラーは年末か正月の深夜にテレビで見たと思う。 漏れはカラー版を小6の4月あたりにNHK第一で見ますた
内容は子どもでも解らんことはなかったです
>>131
>128
デジャビュかと思った。しかし自分はもう少し作品の説明を書いたはず、と思い出した。 面白いっていうか。
みものだよ、特に仏軍の攻撃を独軍の機関銃陣地が迎え撃つシーンとか。 戦闘シーンが凄いな、とても80年近く前に作られたとは思えん。 あの戦闘シーンを子供の頃に見て「あ〜戦争行きたくねえ」って思ったな
BGMがないから余計恐いんだよね クオリティ高すぎる
80年前に作られたとは思えない…
すごすぎ 高すぎるってほどでも。技術的制約などから砲弾の飛ぶ音なんか不自然だし。 こういう映画観ると、いまの娯楽「超大作」なんか観ている時間なんか
ない、と思えてくる。(50代な自分)
やはり長い年月、名作であり続けている作品は心に響くな・・・
いま、よくある「勇気!感動!愛!」とかいった押し付けがましい
薄っぺらな作品はじきにすっかり忘れていたりする。 書店で500円で売っていたので、買ってきて観ます。 カチンスキー伍長のあっけない死に方
主人公がおぶって歩いてる合間に
伍長が死んだと知った時の主人公の絶望感が伝わってきた、空しかった この映画つーか原作もだが、史実としてどうなの?
当時ドイツは徴兵制じゃなかった? >>150
主人公やその同級生は兵役義務の生じる歳より一つか二つ若くして志願したのさ。
普仏戦争とかは短期で終わったんで、
適齢期が来るまで待っていたら終わってしまうと思った若人がずいぶんいたろうな。 >>151
そうだったんだ
しかし使い物になるのかね
|______________|
| / // | // / |
| | . |
|_. ∧∧ | ∧_∧」
//! ( ,,) | ( .)\
// |ニ/,, ⊃二二二二二⊂ ノ \\
|||| |~て ) _) (⌒ 〇 ||||
|||| ./ (/ ∪______し ̄ \ .||||
||||/ / \ \||||
|||| ̄ ̄|||| |||| ̄ ̄..||||
また映画を観れば 昔にもどれる! 原作読んでから白黒見たけど、
ケムリックとカチンスキーが死ぬシーンはどっちも泣いてしまう
休暇を貰って帰還した時のおっさんの台詞がなんかきたわ
「戦場ではいいもん食える、ここのは最低だ
兵士には最善だ」とかいうやつ
この映画見ると、自分も戦場に行ったような気分になるよ
んなことねーよ!!って怒りたくなる 何か、ハリーポッターのラドリフ(ハリー役)
で主人公としてリメイクするらしい。 いきなり戦争映画を完成させてるよなこれ
80年前か・・・ >>156
何でドイツ人にやらせないのかね…
「Uボート」みたいな感じで、ドイツ人主演でTVシリーズでも作ったほうが
原作の雰囲気が出せると思うんだけどな。 この映画の製作当時?
ドイツ人はその時貧乏だったか、あるいはナチズムが台頭していて
反戦映画を作るムードじゃなかったろう。
またわざわざその後ドイツ人を使って焼き直しを作るまでもないだろう。 いやその、ハリーポッター君使ってリメイクするぐらいなら
ドイツ人にやらせろよって話。
「硫黄島からの手紙」みたいな感じでいいから、少なくとも役者はドイツ人にして欲しい。 そういえば映画はdvdまで買ったけど、原作読んでねーや。
図書館で借りて読んでみよう 反戦作品か?と言われれば、単に反戦的な内容だとは思わない
作中に兵士が反戦的、厭戦的な感情を表す表現もあるが、あくまでも
普通の一青年が体験した戦争という不条理を描いているだけだ。
ナチスが反戦的な内容でドイツ的ではないということで焚書になり、
日本でも翻訳した翻訳家が憲兵に引っ張られたらしいが
当時のドイツや日本ではパウルのように戦争で夢も希望もなくなる
兵士を描くということは戦時国策からいっては反戦的に映ったんだろうか
ピアノを弾いたり昆虫採取や散策が好きなで色々な思いをつづってきた
青年が最期は名もなく死んでいく様ははかないな。
人が一人死んだのに、戦場では兵士は小銃やその弾と同じ消耗品なんだろう、
パウルが戦死した、その日は前線に渡って戦闘もなく穏やかな日で司令部から
本部へ『西部戦線異状なし、報告すべき件なし』という電文が
送られたことからもそれが分る。
作中では描かれていないがパウルが戦死したという訃報が連隊司令部から
家族に届いたら、朝から晩まで一家の生活や病弱な妻の為に働いている
父親やパウルの為に馬鈴薯のケーキを作ってくれた姉やパウルのことを
いつまでも心配してくれた癌に侵され病弱な母親はどう思うのか
考えてしまった
原作も内容濃いからおすすめ、印象に残る文がいっぱいある
この映画の怖いところはなんてことない場面で足ない人がいたこと
実際に大戦で足なくした人起用したんだろうなと思うと寒気がした ユニバーサルから出てるDVD、もうちょっときれいにならんのかな。
ちゃんとリマスターすればかなり良くなると思うんだけど。 白黒の全員が砲撃で伏せるシーン
速いんだよなちょっとした動きが
あの動きだけで経験者がいるなと
なんか伝わってくるよな時代的に
バウアーが休暇から戻ってきたとき、顔なじみが減ってたのは怖かったな
理由もは頭の説明だけだが、そっちのが想像力働くな
地上より永遠にでも同僚失明させたときのことはセリフで説明してたけど
今ならその時のワンカット入れるよな 最後のシーンも似たようなもので、ポールの手だけで全体は描写せずに表現した >>174
減ったも何もチャーデンとカチンスキイとレエル (か誰か「ここは俺の場所」と言ったやつ)
しか居なかったじゃないか。 パウルが休暇から戻ってきたころには歴戦のメンバーは死ぬか負傷して
前線からいなくなっていたんだよ。残っていたのはジャーデンとカチンスキー
とあとは銃の撃ち方も分らないような新兵たちだけになってたな。
カチンスキーはすぐ後に空襲で殺られたが そうそう
>>174
二行目、自分でもわかんないな カチンスキーも地味にゆっくり死んでいくんだよな・・
そこがまたきつい
戦場に英雄はいないんだなあ 今日、はじめてリメイク版見た。
皇帝、激戦の連続で殺気立ってそうな兵達の鼻先で
傲岸な感じで勲章を付けて回って、勇気あるな……。
しかもよりによってヒンメルストスみたいなのに授けたのでは、
水兵の反乱より先に、陸兵の皇帝暗殺事件が起きそう。
ダニエル・ラドクリフ版だな。多分オリジナルにはかなわないだろう
80年前の映画だけど完成度はかなり高い。いまの映画と比べても
遜色はない UK盤ブルーレイ買ってチラ見。
めちゃくちゃきれい。傷もちらつきもほとんどない。 >>182
最初に脚を負傷したのは爆弾だったが、その後受けた致命傷はなんだったかわからない。 誰だったか米国の小説家で、自分が受けた第一次大戦のときの訓練が
南北戦争の頃同様だったと書いていた。
それにしては勃発後すぐに応募した主人公たちが
いい歳したのヒンメルストースから受けた訓練には「伏せ」が繰り返し入っていて、
飛行機や大砲撃戦の時代に即していたね。 よく見るとドイツ兵の装備も映画の前半と後半では違っているんだよな。
例えばわかりやすいところだとパウルが前線に連れてこられた当初、
プロイセン時代からのピッケルハウベと呼ばれる天頂部にスパイクが
付いた革製のヘルメットを被っているけど、後半になると戦争映画で
よくナチスが被っているような形のシュタームヘルムという薄鋼板製の
ヘルメットを支給されて使っている。
実際のWW1でも当初は革製のヘルメットだったけど砲弾や銃撃戦という
近代戦に対応できなくなり鋼板製のヘルメットに交換したからな。
映画の公証も正しい、他にもいくつか制服とか変更になった物もあるし。 最後に蝶に手を伸ばす所が泣ける。
(誰かが言ってるだろうけど過去レス読む忍耐力がない) ポールを射殺したフランス人狙撃兵の銃声がフシューン!!みたいな
音だったから吹き矢で殺ったのかと思った ラストシーン
ttp://www.youtube.com/watch?v=0dR3IZwBu58 リメイクをつべで初めてチラ見して思いついたが、
ドイツは煙草をどこから買っていたのかな。トルコか。
じゃ二次大戦ではどこが煙草を売ってくれたろう。 小説を読んで狙撃兵は自分の射撃の成功をどうして裏付けるのだろうと
思ったが、やっぱりスポッターとペアで仕事をするんだね。
でないと「貴様見たか、高く飛び上がった奴を」なんてことにならない。
もっとも最後のフランスの狙撃兵は一人でやっているみたいだけど。 機関銃による大量殺戮
有刺鉄線に残る手首
反戦映画にふさわしい
しかし戦争で得をしたい、大儲けをしたい一部の奴らには
今でも敵わないのが悲しいな そんなことしたら開発意欲をそぐ。
もちろん企業はタップリと議員・官僚に贈賄してそんなことはやめてもらうだろう。 >>196ありがとう。
泣ける。
あれは蝶を捕まえようとしてるんだよね? >>202
パウルが負傷して一時帰国したとき自室にある蝶の標本を
眺めるシーンがあったような。 うん。映画では憶えてないけど小説では確かにそう描かれていたね。 >>178
自分で書いたのに、二行目わからないという意味ね
>>182
一瞬傷口のコマ入れてるな。最初見逃してた
主人公が、死んだ敵兵に語りかけるシーンが怖い
敵兵は目を開けっ放しで。役者も大変だったろうな >>172-173
総突撃のとこなら伏せているというか、バタバタ死んでいってるような
ほんの一瞬というか一コマ程度だけど、あのへん忍空のOPでオマージュされてるのかな? 一瞬忍空思い出した >>207
気のせいかもしれない
主人公が敵兵殺すときも怖いな
相手の口塞いで 英国の記録映像 ソンムの戦い
ttp://www.youtube.com/watch?v=jMv4_WIPAac
なかなかいいよ、音声英語だけど。
戦車は出て来ません。 レンデイトンの「ヴィンター家の兄弟」って小説も第一次大戦の描写がなかなかいいですよ。 やるとなったらどうせ米軍は後方支援で自衛隊が前線で戦うのは朝鮮戦争同様だろうが、
20万人足らずの自衛隊員のうち、尖閣周辺に派遣できるのは一割程度で残りは本土防衛だろうから
すぐ補充増員が必要になるだろうが、安部はいつ徴兵制を敷くつもりなのかな。
早く始めないと、実戦訓練最低半年くらいはやらないとみかたの背中を撃つような使えない兵隊ばっかりになっちまうぞ。 良い映画だ。原作も読んだよ。お前らはジョニーは戦場に行ったと
西部戦線異状なし どちらが好き? ジョニーはあの看護婦がジョニーにフェラするシーンがあれば 徴兵制はしないと言ってるだろ?
義務的社会奉仕プログラムみたいなのは計画してる。 全然伸びないな スレッドが立ってから7年以上経っても
まだ200を超えた程度。上がるまで10年はかかるな いいブーツがミューラー? に渡ってはいて歩くシーンで、
足、顔、足、顔っていうときに、別人になってるよね?
画質悪い上に、外人の顔だからよくわからんが
変わってるなら、ブーツの持ち主が死んでいって、ブーツが次々と渡っていってるってことでいいのかな