福江純著「そこが知りたい☆天文学」のP39には、「世界で一番美しい色彩図鑑」よりももっと踏み込んだことが書かれている。
>たとえば、ぼくたちの脳は、黄色光を見たときには、もちろん“黄色”として認識するが、
>赤色光+緑色光を見たときにも“黄色”として認識するのではないか。
>黄色光と赤色光や緑色光は、物理的にはまったく異なる波長の光なのだが、脳が認識する色としては、どちらも“黄色”となる。
>すなわち、ある光を受けたときに、その刺激が脳に伝わって初めてある種の“色”として認識されるのであって、
>光は本来はどの波長も無色透明なのだ!
>色という概念はあくまで感覚であり認識であるということがわかるだろう。