「俺君、元気ないけど大丈夫ですかい?」

ソープへの道を歩きながら後ろを振り返る俺を心配してくれる森の石松

追いすがる理佐ちゃんを置き去りにした負い目に潰れそうな俺ってわけだ


「理佐ちゃん転んでたけど大丈夫かな・・・大怪我してないかな・・・まさか顔に一生消えない傷がついてたらどうしよう・・・」
後ろめたさも手伝い悪い方への連想が止まらない俺

「そんなに奥さんのこと気になるなら止めときますかい・・・?」
なんて俺の気持ちを慮る石松

「えっ!?」
理佐ちゃんは心配だけどその発想はなかった俺

「なに言ってんすか!それはそれこれはこれですよ、繋げて考えたらかえって理佐ちゃんに悪いですよ」
当然のごとく石松の提案は却下の俺

「でも・・・あれですよ、心配事がある時にソープ行っても楽しめないですよ」
なんて訳知り顔する石松

「そんな心配しなくても大丈夫です、オッパイの前には心配事なんて消えてなくなりますから」
胸を張り宣言して石松を安心させる俺