柳本:映画に関しては、可能であれば、主演を平手さんにして欲しいっていう風にそれだけをお願いして、そしたら通ったんで「わーい!」っていう感じなんですね。

吉田:普通、通らないんだってば!

里崎:あはははは(笑)

柳本:僕も、とはいえ、そんなならないだろって思ってたらなったんで「なるんだ!」って思いながら。

吉田:衝撃、デカかったですよね!本当に決まりましたみたいな。
全然知らなかったんですけども、連載の最中、途中くらいから、それこそ編集者さん、アシスタントの子たちから
「欅坂46っていう最近出てきたアイドルの『サイレントマジョリティー』っていうPVを観たら、センターの子が響ですよ!」っていう声を本当に何人かから聞いて、「よく分かんないこと言ってるな」と思って、
試しにブツブツ言いながら観たら、「お!響だ!」ってなって――

吉田:先生もなってたんですね(笑)

柳本:もう本当、「なるほど!うわぁ!」ってなって、「平手さんっていうのかぁ。うわぁ、(響を)やって欲しい」っていう風にずっと思ってたんですよね。
で、映画の話が来たから試しに言ってみたら、新しい編集者さんや映画関係の方に賛同を頂けて、こういう形になりました。

吉田:それで言うと、映画に対してのコメントが発表されていて、平手さんは「この原作だからやる」みたいなことを仰っている訳ですよ。

柳本:自分で言うのもなんだけど、本当にしっくり来るなって、実際、ビジュアルなんかもちょっとずつ出て来てますけど、本当にピッタリ来るな。
もうそれしか言葉が今さっきから出てないなって思っているんですけど、本当にでもピッタリ来るんですよね。