スペインの強豪バルセロナに在籍し、今季限りでの同クラブ退団を発表。5月18日にはJ1リーグのヴィッセル神戸入りが確実となった、アンドレス・イニエスタ選手。

 Jリーグ史上最高のビッグネームとなることは必至だが、熱狂するサッカーファンらにかつての赤っ恥をぶり返されている芸人がいる。それが、土田晃之である。

「サッカー好きとして知られ、あの往年の名手・名波浩の引退試合にも出場するという業界での太いパイプを持つ土田ですが、過去にテレビ番組内で何度もイニエスタのことを『イエニスタ、イエニスタ』と呼称してしまったんです。
そのことでファンから『完全なにわかサッカー好き判定』を下されてしまいました。実際、土田は件のミス以降、ネット上で『イエニスタ土田』などといった屈辱的なあだ名を冠されていました。
今回、イニエスタとヴィッセル神戸の交渉が報じられたやいなや、ツイッターのトレンドワードにはふたたび『イエニスタ』の文字が浮上。
いまだにサッカーファンは彼のあやまちを鮮明に覚えていることが印象付けられた格好です」(スポーツライター)

 土田の後、ペナルティーのヒデや小柳ルミ子など、サッカーフリークを名乗るタレントが続々と台頭してきたこともあり、土田の“サッカー好きアピール”もややトーンダウン気味。
そこへもってきて今回の“イエニスタの悪夢”再来。これから、サッカー好きをビジネスにつなげようとしたら、ファンから厳しい拒否反応は免れないかもしれない。
それにしても、本人も今になって自身の“黒歴史”が掘り返されるキッカケになるとは想像もしていなかっただろう。

(木村慎吾)

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