問題の平手は、当初の楽曲イメージの売りの笑顔こそなかったけど、パフォーマンス自体言うほど悪くなかったんじゃ。
のはわかる。それで騒いでただけなんじゃ?って気もするな。だったら今に始まったことじゃない、最近の平常運転といえばそう。まぁあの態度をいきなり始めて生で目撃したTIFの時は自分もびっくりしたけど。
ただ、そうして過剰反応を戒めた上でツアー以来多少の波やムラがありつつ続いている今の状態がいいのか、心配でないのかといったらそれは心配だ。
ただ、インタビューとか読むとパフォーマンス前はもう曲の世界に入るために他のスイッチ切って集中してるんじゃないかって気もするんだよな。
だったら単に「不器用」な天才とはそういうものだともいえるし。その点、同じ天才でもいくちゃんとは正反対のタイプだよな、つくづく。
まぁ平手みたいなタイプの天才はロックの歴史とかには結構いたよ…っていうとまたサブカル論者がっていわれそうだけど。
ただそういう人は大概若くして亡くなるとか破滅的な人生を送って(いわゆる27クラブ)、それがまた神格化されたりしてるんで、まさかそんな道には進んでほしくないなと思う。
今本人がやってて楽しいかどうかが一番大切だ。楽しくないならやめてもいい。ファンは残された数少ない作品を繰り返しスルメのように味わえばいいし、それもかつてのカリスマとそのファンの関係ではよくあったことだ。
まぁでも今回の件は、もしかしたら明日のFNSの平井堅とのコラボに一人で出演するのもあって、その稽古も並行してやってるだろうし、うまく切り替えられなかったのもあるんじゃないかとも邪推したくなる。
欅共和国で燃え尽きた後、ツアーへの切り替えがうまくできなかったように。
だからあんまりいろんな仕事を同じ時期に短期間にさせることが問題なんじゃないかと。まぁそれを器用にこなすのが今までのアイドルでは有能とされてきたけど、平手にもそれを求めていいのかという判断をそろそろしないと、もっと事態は深刻になるぞとは思いますね。