>>505
>一回で治す人は一発屋になりやすい。
確かにそれだけに拘ると、例えばギックリ腰で、その痛みだけ取るっての考えると後に繋がらない。

そもそもギックリ腰を起こす前触れとして腰の疲労の蓄積なんかがあったりする事が多い訳で、そこにアプローチしないのは治療的にも経営的にも下手だよね。

慢性的に腰に違和感があってギックリやっちゃいました、ってなら応急処置的にギックリの痛みは取るけど、慢性的な腰の違和感にアプローチしないのは片手落ちというか、
そんで腰の疲れがあるのに首肩が問題ないって人がいるわけないのでそこら辺へもアプローチする方がお値段同じなら親切だよね。

ただ、あとは料金的な部分との兼ね合いで、これがなかなかねぇ。

これは昔、例えばテニス肘の治療費ってどーしてる?って話あって、テニス肘でも時間と手間が掛かるので全身と同じ金額取ってるって言う人も居れば
接骨院みたいに一部位とか時間で分けてる、あるいは細かい人は病院の診療報酬みたいに「この病気はいくら」とか決めてる、とかあったけど、どれもイマイチ分かりにくいよねーって。

>>507
これも「自然治癒力を高める!」「免疫を高める!」ってなんか似非医療っぽくて嫌いな言葉だけど、
「ヨガで自然治癒力うp!」「免疫力向上!乳酸菌シロタ株」とかの宣伝みてると、正論でメシは食えねぇ、ってか…

「低下した治癒力を」「落ちた免疫力を」鍼灸で戻す、ってのはあると思うけど、こういう言い方は響かない。嘘も方便じゃないけど、患者さんに分かりやすい伝え方としてアリかなぁ、と。

>>508
俺は前に、どんなに刺激を少なくしても翌日必ず微熱が出る、けど2日後にスキーリする、みたいな患者さんが居るので、必ず先にそれは伝えるようにしてる。

後だしジャンケンじゃないけど、先に言っといて出なくても不満には思わないけど、出ちゃってから言ってもなんか言い訳っぽいし。

何度も来てて慣れてる患者さんでも、ちょっと症状が酷くてガッツリやったなぁ、とか言うときも。

あと翌日気だるいのとか、昼寝とかすると取れる事があるけど、あれは何なのかねぇ。

刺鍼で神経が刺激されて興奮する、という説なら2日後にスキーリするというのには合致しないし、何でもかんでも自律神経にするのはズルいけど
鍼で副交感ガッと上がり過ぎて、シーソーでガッと交感優位になって痛み誘発、そんで寝るとまた副交感優位になって収まる?とか思ってるけど。

>治療後は、ゆがんだなりに保持されていたバランスがいったん崩れ、それを立て直して新たなより良いバランスに調整しようとする自然
それがあるから鍼灸の場合、一見関係無さそうな遠隔取穴とか巡経取穴とかあんのかもね。

「痛みが動く」とか言うけど、一番辛い所の痛みが取れると他の所の痛みが出て来て、そんでそれ潰すとまた別の…って
それがあるから先に出そうな場所にも刺鍼したりする、みたいな。

あとは疼痛反射で痛みを庇って動きが普段と変わって他の部分の症状が出る、とかは別におかしくないし。

ウチの母親とか左足の母趾の軽い巻爪だけど、それが痛くて歩行が上手く出来なくてなかなか良くならんし。

通院してる病院に皮膚科なくて、皮膚科に行くのに足が痛くて外出出来ないという(´・_・`)
巻爪は鍼ではなんともならん。