(専門家:岡田正彦 新潟大学名誉教授)

〇「マッサージ」に関する新しい健康常識 「足が疲れた時ふくらはぎを揉むのは危険」
ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれ、心臓から脚まで下りてきた血液をふくらはぎの筋肉がポンプのような働きをすることで再び心臓まで戻すという役割がある。
そのため、昔はふくらはぎを揉むことでポンプ機能が促進されて血行が良くなると考えられていた。しかし、最近の研究では、ふくらはぎにある心臓に繋がる大静脈には血栓ができやすいことが分かってきた。

加速するマッサージ離れ