【エンボディ・チェアのユーザーによるエンボディ・チェアの正しい評価】

まず、ハーマミラー社の広告全般は、他の高級チェア販売製造会社が決して使うことがない「画期的」などの巧言令色で謳われてますが、実際の機能の効果効能は
同社の単なる希望的観測です。ハーマン・ミラー社は、人間の姿勢や背骨のデータを客観的にリサーチして、統計学に裏打ちされたエルノ ゴミクス(人間工学)を学
術的に追究することはないからです。ハーマン・ミラー社のイスはデザイン偏重、デザイン先行のイスであって、

                                                   「快適に座る」

ことを追究するエルノゴミクスは、期待できないと想定しておくのが無難です。(以下の〔2〕〜〔8〕を参照)。同社のテクノロジーの未熟さの顕われが消費者の苦情に
認められます(以下の〔9〕〜〔13〕を参照) 。

例えば、アーロン・チェアの座メッシュがその最もたる例です。既出の【4】にあるように、同社が「アーロ ン・チェアが画期的である」と大々的に広報した

                 「座メッシュは、深く沈み姿勢が安定しない。崩れた姿勢を無意識に正す動作を繰り返すことで知らぬ間に腰痛の原因となる」

ことは広く知られた既成事実なのです。