【3】「座奥を調整する機能の搭載がない、一般的な日本人に合うサイズの提供はない」ことの証明 (その3)

そこで、座奥調節できるチェアが大切である理由を説明します。「正しく座る」ことが「快適に座れる」ことであることは、広く知られた既成事実です。例えば、以下の
資料をご覧下さい。

イスの正しい座り方(前編)(旧編)                      イスの正しい座り方(前編)(新編)

http://www.kokuyo.co.jp/channel/torisetsu/425830363002      http://www.kokuyo.co.jp/channel/torisetsu/861979828002

イスの正しい座り方(後編)                           快適なイスってどんなイス?

http://www.kokuyo.co.jp/channel/torisetsu/861994205002      http://www.kokuyo-furniture.co.jp/kaiteki_isu/


「正しく座る」とは、背もたれに背が付くように深く腰掛けて、座面前縁と膝裏の間に 、こぶし一つ分の空間ができることを言います。 「正しく」座れば、体重は均等に
座面に体圧分散されることが知られています。アマゾンのレビューでアーロン・チェアに座ると膝裏が痛くなると訴えるユーザーが複数いることをご確認下さい。膝裏
が座面に圧迫されて「正しく」座れていないのです。一般的な日本人が「正しく座る」ことも許さないアーロン・チェアなど、日本人にとって無用の長物でしかありません。

嘗て、コンテッサとアーロンを比較してどちらが優れているかとユーザー同士の丁々発止の議論が飛び交ったと言います。アーロンなど岡村の敵、日本製チェアの敵
ではないのです。 今時、6万円ほどで購入できる日本製のチェアならば、座奥調整のできないチェアなど存在すらしないのです。さらに言えば、

                   ハーマン・ミラー社ですら、最新の高級チェアで、座奥調節の機能の搭載のないチェアなど1点として発売していない

と言えば十分でしょう。座奥調節の必要性と正しく認識しているのは、ハーマン・ミラー社なのです。

                         アーロン・チェアの発売のあった20年以上前のエルノゴミクスと現代エルノゴミクスは隔世しているのです。