医療危機に「国民のがんばり」で立ち向かう、戦時中と変わらぬ日本の姿


窪田順生:ノンフィクションライター

経済・政治 情報戦の裏側

2021.1.7 4:10









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「無策」を放置して、「国民一丸となって頑張るぞ」と突き進むと、結局最前線で戦っている人たちや国民に、多数の犠牲者が出る。そんな悲劇が過去にもあった。そう、先の太平洋戦争だ。

 いろいろな分析がなされているが、日本が戦争に敗れてしまった原因の1つに「無策」があったということに、賛同する方は少なくないのではないか。