町から離れた山の中に住んでいたこともあり、近所に同い年の子供は少なく、私の遊び相手は下の兄弟でした。
小学生の頃、共働きで家にいない両親に代わって子供ながらに家事を手伝おうとしたことがありました。
しかし、その日は仕事で嫌なことがあったのでしょう。
帰ってきた母は家事に不満を言い、怒鳴り散らしました。
そんなことが重なり、おまけに母一人で完璧に家事をこなしていたため、私達兄弟は家事を手伝うという習慣がないまま育ちました。
母に苦労をかけたことは、今となっては申し訳なく思っています。