まだ、ありますよ。赤十字病院に入院していた頃の話です。当時は6人部屋に入院して
いました。その病院では基本的に手術前の処置は空いている個室で施術していたようです。
私は個室で処置をうけましたが、運悪く個室が空いていなかった患者様もいます。
その時のお話をしましょう。その患者様を T さんとします。
6人部屋に赤十字病院の看護婦さんが入ってきて T さんのベッドのカーテンを閉めました。
私は聞き耳をたてて T さんのベッドから漏れてくる音や声を聴き逃さないようにしました。
「ちょっと、気持ちが悪いですよ。」というのは、看護婦さんの声。
続いて痛みを訴える T さんの声。
チンポに管を挿入中だと分かります。
このように、複数の患者さまがいる部屋での処置は患者さまのプライバシーが剥ぎ取られて
しまう可能性があります。