元フジテレビでフリーアナウンサーの近藤サト(53)が3日、フジテレビの情報番組「バイキングMORE」で偽通販サイト詐欺の被害に遭ったことを告白。「着物を詐欺に使うな!」と怒りをあらわにした。しかし、MCの坂上忍(54)は究極の自衛手段を明かし、「だから僕はだまされないんですよ!」と主張した。
 ビデオ出演した近藤は、インターネットで見つけた「いろんな商品を売ってる何でも屋さん」で1万2000円のはかまを購入し、2月5日に代金を振り込んだことを明かした。
 その後、商品は一向に届かず、28日になってツイッターで「ネットで袴を購入したのに、ひと月近く届かないし、店と連絡もつかない。どうしたらいいのか、、かなしい」と被害についてつづった。
 サイトは丁寧に作り込まれ、電話番号や住所も明記。しかし「今から思えばおかしいというか奇妙な点は多々ありました」とも話し、「致命的だったのは振込先が個人名だった」と例を挙げた。
 その後、銀行への問い合わせでだまされたことに気付いたそうで「着物ってニッチなものじゃないですか。それを詐欺行為に使われたっていうのはムカッ腹立ちましたね。『着物を詐欺に使うな!』って」と、小さな市場を狙ったことへの怒りをにじませた。
 これを受けた坂上は「めっちゃちゃんとしてる印象しかないから『サトさんでもこういうことあるんだ…』って余計不安になっちゃった」とおびえた表情になるとともに「僕はネットで買い物したことない。怖くて」とも告白。スタジオ内で驚きの声が上がると「自分のカード番号登録するなんて」と用心深い一面を見せ、「なにげに僕正しいんじゃないですか? 買わないんだもん。不便だけど買わない。だまされません!」と堂々と言い切った。