>>89
http://busan.chu.jp/korea/think/hangulu.html
ハングル文字は、15世紀(日本では室町時代中期)朝鮮の4代目の王・世宗が作り、「訓民正音」と呼んで使用を推薦した。

その後、幼い王(12歳)になった6代目端宗から世宗の次男(世祖)が権力を奪取し、7代目朝鮮王になると、
世祖は朝鮮民族の伝統である前権力否定を行い、「訓民正音」も否定した。
ハングルの使用を禁止した世祖は、明国の書物を重視し、「経国大典」と呼ばれる法典を整備。
「訓民正音」は、世祖の禁止以後表舞台から消え、諺文(おんもん)と呼ばれ影の存在になった。

明治の末期、韓国は伊藤博文を統監とする日本の保護国になる。
朝鮮時代は科挙の予備校である漢文教育の学校(郷校)はあったが、庶民の教育施設はなかった。

貧しい韓国を発展させるためには庶民に初等教育を施すことが大事であるとして、伊藤博文は朝鮮語学会の学者を集め、あまりに煩雑で複雑怪奇な「訓民正音」を、
小学校教育レベルに簡略化し、標準ハングル文字を制定、小学校向けに朝鮮語教科書を作った。