韓国ドラマ「第5共和国」
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これだけの大傑作韓国ドラマのスレがないのはおかしい！！
立てました。
全斗煥（チョンドファン）：国軍保安司令官-イ・ドクファ（李徳華）
盧泰愚（ノテウ）：第9師団長-ソ・インソク（徐仁錫）
金玉淑(キムオクスク）：盧泰愚夫人-ソン・オクスク（宋玉淑）
許和平（ホ・ファビョン））：保安司令部秘書室長 - イ・ジヌ（李振宇）
許三守（ホ・サムス）：保安司令部人事処長 - チャ・グァンス（車光洙）
李鶴捧（イ・ハクボン）：保安司令部捜査課長 - イ・ジェヨン（李在龍）
黄永時（ファンヨンジ）：第1軍団長 - ムン・フェウォン
兪学聖（ユハクソン）：国防部軍需次官補 - パク・ヨンジ（朴英知） 金賢姫本人は
拉致被害者の田口八重子さんに直接日本語を習ったのだが、
その割には朝鮮訛り強すぎ、下手。
当時ヨーロッパで日本人に接触したら、すぐ怪しまれただろう。 崔圭夏大統領代行 談話発表 １９７９年１１．１０
崔「あー、憲法で規定した記日内にー大統領選挙を実施するう。（田舎弁丸出し）
アニホゴー。、チョルほごー、」
ナ「この日の談話は国民に歓迎された。国民は独裁政治が終わり、真の民主主義の時代が
始まると考えたのだ」 崔圭夏の部屋に金鍾泌が入って来る。
崔「ひとつお願いがあるのですが、金総裁が大統領に立候補して下さい。」
金「うーん。。。あなたが大統領に。」
崔「しかし、私は政治に関して素人です」
金「楽ではないかもしれませんが、後始末をお願いします。」
崔「ゴホン、、」
これが金鍾泌の肉声。日本語こんなに上手い。
https://www.youtube.com/watch?v=9N1H9qFf7aU
日韓国交正常化の立役者だし、その事情は一番知ってるはずだから、
そこに従軍慰安婦や徴用工に関して話がされたかどうかも知ってる筈。 >>165に
「日本の現代史ドラマでこんな風に長い年月を扱ったものが皆無だからだな。
日本もこういうドラマ作ったらいいと思う。 」
てー書いたんで、そういうのをようつべで調べたんだが、
長いターンで書かれたものはドラマじゃなく、
再現フィルム的なものだ。
その一つが「日本赤軍」だ。重信房子のリーダーのやつね。
もう一つは「あさま山荘に至るまでの連合赤軍」
のやはり再現ドラマ。
しかし、この「山岳ベース事件」ってひでええなあああ(>__<;;;;
人間のやる事じゃねえよ。
三清教育の方がマシちゃうかと思うほど！！！
ああいうのに恐怖を感じて、日本の左翼運動は一気に下火になったと言えるよ。 >>229のつづき
尹潽善（ユン・ボソン）：元大統領 - イ・ジョング（李鍾龜「英雄時代」と同じ人）の自宅前
金相賢が歩いて来る。
それから２人歩いて集まる。
カメラのシャッターの音。
尹潽善「その通りです。大統領補欠選挙を実施するなら、我々はチョッチョチョボロ（積極的に）
これを阻止するべきです。」
YMCA講堂 1979年11月24日
白基玩（ペク・キワン） 社会機関団体人 在野民衆運動家
咸錫憲（ハム・ソクホン） キリスト教思想家 在野民衆運動家
らもいる。
司会者（←辛坊治郎に似てる）金正澤（キム・ジョンテク） ＹＭＣＡ（キリスト青年会）会長ーチョン・ミョンジュン
「ただ今から、新郎ホンソンヨプさんと、新婦ユンジョンミン
さんの結婚式を取りおこないます。新郎入場」
拍手
金正澤「新婦入場」
誰も来ない。。。
金正澤「新婦はドレスが準備出来てませんので来られません」
笑い声
金「そこで朴鍾泰（ パクチョンテ）元 民主共和党国会議員、先生のお言葉をちょうだいします。」
朴鍾泰「維新残党は退け！」
全員「維新残党は退け！」
朴「国民会議選出の大統領、反対！」
全員「〃」
軍隊が介入してくる。 全員保安司令部 西氷庫に移送されて
殴る蹴る、顔にタオルのせて水をかける
カラサマ２「北の援助を受けとんのやろ、こっら！」
金相賢、水責めの拷問を受ける。
申東基の前に座らされ、証拠写真を見せられる。
申東基「金大中の命令か？尹潽善と会う前に金大中に会っただろ？」
金「いや、自分の意思で参加したんだ。」
申「死にたいのか？」
金「いっそ殺せや」
申「話が通じんな、続けろ」 全斗煥、金相賢を呼んでジョニ黒のウイスキーを差し出す。
全「ご苦労されましたね。１杯どうぞ」
金「殴られたが、礼儀には応じよう」
全「金議員、自由を満喫したかったら身を呈すことです」
金「朴正熙みたいに軍が台頭するのがオチだ」
全「軍人は今後政治に介入しません」
金「朴正熙は死んだのに、いまだに拷問で国民を苦しめてる」
全「もう一度警告しとこう、朴大統領の名前をみだりに口にするな」
金「何故だ？彼は数多くの民主運動家を拷問死させた。
軍人は民主化を先導して国への忠誠を尽くすんだ。それが朴正熙と同じでは・・・」
全斗煥銃を構える。
全「閣下の名前を穢すなと言っただろ。よく覚えておけ。軍人は単純で国家に忠誠を尽くすだけだ。
だかお前が、国にとって危険な存在なら、俺は放ってはおかん」 顔にタオルのせて水をかける]
というのは鄭昇和の拷問の時にもされてるが、
これは朝鮮特有のやり方だ。
ソウルの反日記念館に、日本軍がこんな風に水を浴びせてる人形があるが、
日本の近代史映画などで、例えば小林多喜二が拷問されるとこでも
こんな拷問は見たことがない。 青瓦台 秘書室 捜査員が捜索している。カラサマ２が目で合図を送る。
陸軍本部、全斗煥が鄭昇和に封筒を渡す。
鄭「これは何かね？」
全「2億です。」
鄭『2億とは何の金だ？」
全「青瓦台秘書室を捜査したところ、出所不明の9億が出てきました」
鄭「捜査上で出た金を勝手に持ってくるな。青瓦台の金は国庫に入れるのが筋だろ？」
全「閣下には生前お世話になりましたので」
鄭「それは国務会議を開いて決めることだから勝手に処理するな。同じ過ちは許さんぞ」
全「・・・・・」
鄭「全将軍分かったか？・・・返事をしろ、分かったのか分らんのか？」
全「わ・か・り・ま・し・た・・・」
敬礼もせず出て行く。 国防本部
盧載鉉「（ニコニコしながら）私にも5千万円持ってきました。憎めない奴だ。ハハハハッハ」
鄭「長官、全将軍を何とかすべきです。国だけじゃなく軍の秩序も崩れ去ります。」
盧「鄭総長、あなたの考えも分るが、朴大統領も全将軍の人間性に惚れて育てたのです。
今回だけは見逃してやりましょう」
鄭昇和、不満顔。 全斗煥の自宅
盧泰愚が入って来る
全斗煥「鄭総長が我々を除外しょうとしてるんだ」
盧泰愚「鄭総長が事件当時宮井洞にいたことに不満を持ってる人が多いです。
鄭総長を逮捕すべきですが、張泰玩先輩がいます。」 ジープが走って来る、陸軍本部前。
中から張泰玩が降りてくる。
警護兵が敬礼する。が、張泰玩が立ち止まる。
兵隊「敬礼、忠誠！」
張「おい、靴の紐がほどけているぞ」と言って結ぶ。
兵隊「失礼いたしました！」
張「兵隊は身だしなみが大事だからな。紐がほどけてこけたらどうなる？気を付けろよ」
兵隊「忠誠！」 陸軍参謀長室に張泰玩が入って来る。
張泰玩「忠誠、感謝します。首都警備司令官をまかせて下さって」
鄭昇和「この機会に軍をきちんと整備せねば」
ーー３軍司令部会議室ーーー 黄永時の姿もみえる。
鄭昇和「国家が危機状態にあるならば、我々軍は政治的中立を守らねばなりません。
我々軍が国防の任務に忠実ならば、国民に親しまれる軍隊として生まれ変わるでしょう。
国民や軍のために、この世に二度と、朴正熙大統領の様な不幸な軍人が現れてはなりません」
黄永時、目をむいて驚く。
後日、全斗煥にぼやく、
黄「何という妄言をはくのだ、閣下が亡くなられたばかりなのに、何を？
朴正熙大統領の様な不幸な軍人は不要だと？？」
ここのくだりは、黄永時自身が裁判で
「私はとても腹が立ちました」と供述している。
鄭昇和の方でも否定してないので、言ったのは確かだろう。 張泰玩（チャン・テワン）の葬式2010年
部下だったが、１２・１２クーデターでは敵味方となった張世東（チャン・セドン）も弔問に訪れてる。
https://news.sbs.co.kr/news/endPage.do?news_id=N1005178891 これは１９９５年の第４共和国の頃の張泰玩。
第４で張泰玩を演じたのは、第５共和国の２２話で姜昌成（カン・チャンソン）を演じて
吊るし上げられたイ・ヨンフ（李永厚
http://imnews.imbc.com/20dbnews/history/1995/1962890_19450.html >>240のつづき
姜信玉（カン・シノク）弁護士
「金将軍、大統領になるつもりだったので？」
金載圭「朴大統領の墓を踏みにじりたくない。
血は分けてないが、兄弟の様な関係だ。
私は人間と人間の情けを断ち、
野獣の心情で維新の心臓を撃った。」
ーー朴善浩に
姜「宮井洞では何を？」
朴「大統領は外へ飲みに行けないので、宮井洞を利用しました。」
姜「10・26日は誰が参加しました？」
朴「情報部長、警護室長、秘密室長、それに女が2名の大行事でした」
姜「大行事以外の宴会は？」
朴「大統領と女だけの小行事もありました。」
姜「ひと月の大行事と小行事の数は？」
朴「大行事はひと月2-3回です。小行事は7-8回でした。」
羨ましいなあ・・・・笑
俺も大統領になろうかな？殺される前に消されるｗｗｗ 陸軍本部 総長室
全斗煥「総長、政治的腐敗を見過ごしたら国はよくなりません」
鄭昇和「全将軍の気持ちはわかるが、状況が許さない。」
全「総長、今回の大統領補欠選挙に私が乗り出します。
崔代行の支持率が90%以上になるよう国民会議の代議員に指導します」
鄭「全将軍、何を言ってるんだ？軍人が政治にかかわるな」
全「国家は危機的状況です。崔代行の国政運営を助けるには、支持率が90%以上が必要です」
鄭「支持率の操作など必要ない。君が心配する問題じゃない」
全「崔代行の支持率が90%以上になるようにすべきですよ」
鄭「私の前で二度とその話はするな！
絶対に余計な手出しはするな。いいな」
全「・・・」
鄭「全将軍、分ったかわからんのか？」
全「・・・了解！！」て敬礼して出て行く。 ↑、こんな風に「全斗煥が奏上してきた案は片っ端から却下しました」
と鄭昇和は証言してた。 保安司令部
李鶴棒「鄭総長の連行の際には令状が必要です。連行許可は大統領の権限です」
全斗煥「許可を取る方法は？」
李「弱点を突くのです。崔代行は金載圭に逮捕命令を出しませんでした。
鄭総長を連行すれば、正確に捜査できると押しましょう。最下を取れば問題ない」
許和平「鄭総長の連行は綿密に作戦を練るべきです。連行と許可の取得を同時進行させるべきです。」
全「よし、鶴棒、鄭総長の連行承認書と大統領の許可はお前が最後まで責任を取れ」
李「わかりました」
許三守もふくめて、皆険しい顔。
テーマ音楽
Hominis, Hominis Posunt Historiam Condonare
ホムニス、ホムニス ポスント ヒストリアム コンダナーレ
ーーー次回予告ーーー
全斗煥「１２・１２かあ」
鄭昇和「全将軍を交代させようと思うんですが。。。あ、全将軍」
李順子「あなた、本当に大丈夫なの？」
全「鄭総長を陸軍参謀総長の座から引きずり下ろすのだ。。。
閣下、もう一度捜査が必要なのです。」
カラサマ２らによって連れ去られる鄭昇和。
（ディストーション・ギター） ギュイーーーーーーーーン あかん！！実家、捜索したが「光州事変」だけどうしてもVHSが見つからない。
ツタヤでＤＶＤ借りるとしても、あの手の歴史もんは4枚一組だから、
レンタル料４倍になる。いややな。
光州事件も兵隊が学生や市民を殴る、蹴る、踏んづける、銃殺するだから、
見てるだけだとそれしかわからん。
李熺性イ・ヒソン とかがどんな尋問を受けて最終的に全斗煥が悪い→死刑
となるのかが分からない。 あ、今調べたら２話ずつの１枚DVDだ
収録時間：99分だからそやろ。
レンタルは１週間で１２８円ーTポイント＝０円
でも、光州事件は５話もあるから３枚借りなきゃならんな。 ーーーーー第６話「１２・１２軍事クーデター３」－－－－
シンセブラスの音：ブアーーーーーーン、ブアーーーーーーン、
1996年、12・12及び5・18事件裁判
検事「改閣がある13日の前日を狙って鄭総長を連行したのですか？」
全斗煥「私は博打に関しては素人ですが、ゾロ目が好きなんです。
ベトナム戦争作戦は４月４日を
大統領就任は3月3日を
それで12月12日にしました。込み合った事情なんかありませんよ」
（会場笑い） あ、第6話の試聴あかんわ。。
「動画を再生できません
この動画には MBC さんのコンテンツが含まれており、著作権上の問題で権利所有者によりブロックされています。」 検事「万一、載圭夏大統領の裁可が得られなかったら、どうしていましたか？」
全斗煥「裁可が得られなければ、鄭総長を釈放していたでしょう。」
検「相手は手強い戒厳司令官ですから、保身策があったのでは？」
全「検事さん、あなたは相手が手強いからと言って保身策を講じて捜査するんですか？
元々私は頭が悪いですから保身策なんて思いつきませんよ。
勇敢に戦いを挑んだだけです。
正直言って、総長の連行作戦を練っている時は、
かなり緊張しましたが、保身策なんてものはない」 首都警護指令室
張泰玩の前に封筒を渡す許和平
張「これは何だ？」
許「全司令官が昇進のお祝いに渡してくれと」
張「多すぎるぞ」
許「司令官の誠意だと受け止めて下さい。それから一度食事会にお招きしたいそうです」
張「そうか。先輩の私が御馳走されるとは。。。」
許「近いうちに連絡しますから是非いらして下さい」
張「わかった、感謝の旨を伝えてくれ」 ゴルフ場の休憩室
鄭昇和「全斗煥を交代させるべきです。」
盧載鉉「総長、金載圭の裁判中に捜査責任者を変えたら妙な誤解を招くぞ」
鄭「判決を待とうと思いましたが、全将軍の行動には問題がありすぎます。」
盧「ハハハハハ、全将軍と相性が合わないようだな、しかし私の言うことはよく聞いてくれるよ」
鄭「しかし、これ以上は・・」
盧「アイゴー、もうこんな時間か。約束が入ってるんだ。つづきはこんどにしよう」 張世東、車の中の全斗煥に敬礼する
全斗煥「入れよ。 世東よ、」
張「はい先輩」
全「今回はお前の助けが必要だ。」
張「鄭総長の件ですか？」
全「そうだ」
張「任せて下さい」
全「（張の手を握って）頼むぞ」
ここちょっとホモっぽいｗ 延禧洞（ヨンヒドン） 全斗煥の自宅
子供が寝そべって勉強している。
李順子もいる。他の子ども3人が正座している。
李「お父さんから話があるそうよ」
全「父さんは軍人を生涯の仕事としてきた。
しかし今回は軍服を脱ぐかもしれん。」 盧泰愚の自宅。
義理の従兄弟の朴哲彦がお茶を飲んでいる。金玉淑もいる。
朴「一体どういうことですか？」
盧泰愚「万が一、私に何かあったら、うちの家族を頼むぞ」
朴「いったい何があるというんですか？」
盧「よろしく頼む」
金玉淑も心配そうにしている。」 全斗煥の自宅
全「人は誰でも困難にぶつかるときがある。その困難に順応する人もいるが、
父さんは違う道を選んだ。正義を守る為なら命さえも惜しまない。それが男だ。
万が一、父さんの身に不幸が降りかかりお前たちに非難の目が向けられても
決して挫折することなく、勇敢に生きていくんだぞ」
「父さん大丈夫なんですか？」
全「お前らは、知らなくていい。」
子供ら出て行く。
李順子「あなた、本当に大丈夫なんですか？」
全「心配するな、上手くいくさ」
李順子（イ・スンジャ） 新世代育成会 会長ーキム・ヨンナン （金英蘭） 盧泰愚夫人、金玉淑の役をやった宋玉淑（ソンオクスク）は
「冬のソナタ」でペヨンジュンの母カン・ミヒの役をした人、ピアニストの役だった。
ドラマ「ベートーヴェン・ウィルス」ではチェロを弾いていた。
そのタッチは自然だったから、音楽は結構できるのかもしれないな。 あ、第７話も消されてるな。
多分この調子で全話削除されるだろう。
しかし、こないだまでは４１話まで全部あったから
また韓国の誰かがうｐするかもしれないな。 1979年12月12日早朝
全斗煥がグランドに立つ！
↑すごいなあ、早朝に起きて、昼夜になったら、現場指揮、
翌朝盧載鉉の裁可をとって、記念撮影まで、
一睡もせず、ずっと起きてたとは、。。。流石は軍人！！！ 許三守らがカラサマ１－２に支持をしている。
李鶴棒がタイプを打っている。
李「鄭総長の内乱幇助の書類です」
全「旅亭には参謀長が行く。参謀長はハナ会じゃないから油断するな。許室長いいな」
許和平「はい、兵力には景福宮30警備団に集まるよう連絡済みです」
全「許所長は？」
許三守「はい、禹慶允大佐と共に鄭総長の連行準備を済ませました」
電話がかかる
許和平「もしもし。。。（全斗煥に）総長からのお電話です」
全「お電話替わりました。はいわかりました。（電話を切る）一体何があったんだ？
感づかれたか？」
許三守「念のために同行する副官に銃を持たせてください」 陸軍本部
全斗煥（副官に）「怪しい気配がしたらすぐに作戦開始するぞ」
副官「はい」
全斗煥、総長室に入って鄭昇和に敬礼する。
全「ご用ですか？」
鄭「来年4月には金載圭の死刑が執行されるだろ？考えたんだが、、
金の最終陳述の際、どうせなら
共産主義の動きに注意しろと言わせてみたらどうだ？」
全「努力してみます。それから総長、我々から緊急報告があります」
鄭「そうか、言ってみたまえ」
全「口頭では報告できません。書類内容がまとまったら、うちの情報所長に届けさせます。」
鄭「そうしてくれ」
全「では失礼します。」と言って敬礼、鄭昇和も敬礼する。
全斗煥が出て行こうとすると
鄭「あ、全将軍。」
全斗煥、びくびくしながら振り返る。
鄭「いや、行きたまえ」
裁判の鄭昇和の陳述ではこの時の全斗煥は終始下向いて目を合わさなかったそうだ。
「内心ではびくびくしてたんでしょう」 延禧洞（ヨニドン）秘密料亭
ミン・マダムー役パク・ヒョンソン、電話で全斗煥と話す。
「もしもし、全司令官の命令ですもの準備に抜かりはありませんわ
最高の美女を３人用意しておきました。」
全斗煥「私は遅れそうだから、代わりに参謀長が行く。客の接待を頼むぞ。
マダムに任せれば安心だな。」
禹国一、入って来る
全「参謀長、戒厳業務に携わった指揮官らに、食事をもてなそうと思ってるんだ。
しかし、私は大統領に報告がある。代わりに行ってくれ。
報告が終わり次第私も合流する」
禹「わかりました。」
全「許室長、延禧洞に問題はないな」
許和平「はい、張泰玩、鄭炳宙、金晋基が行く予定です」
全「張世東には連絡したか？」
許「はい」 マダムのパク・ヒョンソンは、脇役専門の女優だけど、
「菊熙」で女性歌手の役とかやってた時は、
日本でも「あの歌手美人！！」とかいう書き込みも多かった。
他には「大長今」にも出てたな。 首都警司３０警備団 PM６時
金振永（キム・ジニョン） 陸軍 首都警備司令部 第33警備団長 大佐ーキム・ヨンソク
張世東 大佐が、玄関で待っている。
黄永時（ファンヨンジ）：第1軍団長 - ムン・フェウォン문희원(文希元) 到着する
盧泰愚（ノテウ）少将：第9師団長-ソ・インソク（徐仁錫）〃
兪学聖（ユハクソン）：国防部軍需次官補 - パク・ヨンジ（朴英知）〃
車圭憲（チャ・ギュホン）：首都軍団長 中将ーイ・ギョンスン 〃
朴煕道（パクヒド）：第1空輸特戦旅団長 - チョン・インテク（田因澤）〃
崔世昌（チェ・セジャン）：第3空輸特戦旅団長 - イ・ギヨン （李基永）〃
張基梧（チャン・ギオ）： 陸軍士官学校12期 特戦司令部 第5空輸特戦旅団長 准将〃
白雲澤（ペク・ウンテク）：第71防衛師団長 准将ーソン・ヨンテ （宋龍台）〃
朴俊炳（パク・チュンビョン）：第20機械化歩兵師団長 少将ーヨム・ジェウク 〃
が一同に会す。 保安司令部
全斗煥「鄭総長は 我々の計画を全く知らない。勝ち目は我々にある。
私と李課長は大統領の裁可を得に行く。（三守らに）お前らは二人で鄭総長を連行しろ」
許和平はここに残り、私の指示を待て。総長に怪しまれない様、
許所長は情報所長だと名乗れ。いよいよ作戦開始だ
許三守、禹慶允、出発しろ」
一同立ち上がって敬礼する。 陸軍参謀総長邸に向かう許三守、禹慶允、
車を運転してるのはなぜか、申東基（カラサマ１）
つまり助手席にはカラサマ２が座っている。
禹慶允「（待機している兵隊たちに）出発だ、用意しろ」
「はい」
ジープやバスが後ろからついて来る。 総理官邸
崔圭夏「座りたまえ」
全斗煥「はい、閣下」
崔「大事な報告とは何だね？」
全「閣下、朴大統領殺害事件に関して閣下の裁可が必要になりました」
崔「どういうことだね？」
全「鄭総長が関連しているという新事実が明らかとなったんです
事件終結には鄭総長の調査が不可欠です。調査裁可を出して下さい」
書類を出す
全「鄭総長の内乱幇助に関する書類です。」 延禧洞（ヨニドン）秘密料亭 PM6:30
特戦司令官 鄭炳宙（チョン・ビョンジュ）－ミン・ウク（閔旭） 到着
金晋基 准将、到着
張泰玩 到着「一般住宅じゃないか。ここで間違いないのか？妙なとこで酒を飲むんだな」
鄭炳宙「張将軍」
張「あ、先輩久し振りです」
鄭「ここで会えてよかったよ」
張「全斗煥はまだ来ないのか？」
禹国一「私は代理の参謀長です。司令官は大統領に呼び出されました。８時頃には着きますので
先にお食事して下さい」
鄭「遅れてくるものを待つことはないだろ。中に入って何か飲みながら待とう」
ミン・マダム「どうぞこちらへ」 趙興（チョ・フン）大佐 首都警備司令部 憲兵隊長 中で待ってる
鄭炳宙「君も来てたのか」
張泰玩「なぜここにいる？」
趙興「全司令官が今回の昇進を祝って下さるというので」
張「君は保安司令部の所属ではないだろ。勝手に部隊から離れるな。早く戻れ」
鄭「張将軍、君の身が心配になってわざわざ憲兵団長が護衛に来たんだよ。
趙大佐も将軍に昇進したことだし一緒に祝ってやろう。おめでとう」 景福宮 ３０警備団長室
ウイスキーを注いでいる
黄永時「それでは乾杯を」「乾杯」
兪学聖「大統領の裁可は？」
張世東「ご心配なく、きっと得られるはずです」 陸軍参謀総長 官邸正門 PM６：５０
「忠誠、何のご用ですか？」
カラサマ２「情報所長だ。」
軍の車両やバスがつづく
「何のご用ですか？」
「本館自営兵力だ。」
「人数は？」
「58軍と1台だ。兵力強化の指示があった」
「確認しますのでお待ちください」
その間にどんどん軍隊が侵入する。 陸軍参謀総長 官邸 応接室
禹慶允「総長、今回の昇進で私は選ばれず残念です。」
鄭昇和「そうだったのか。昇進できる人数には限りがある。来年の昇進に向けて頑張れ。
ところで緊急報告は？」
許三守「総長は金載圭から賄賂をもらいましたね？」
鄭「金載圭から賄賂だと？」
許「その件で総長の陳述が必要になったのです。ご協力を総長の陳述を録音しろと
上から命令がありました」
鄭「金載圭のヤツ、苦しい言い逃れを。。。よし録音しよう。テープレコーダー持ってきたか？」 陸軍参謀総長 官邸内 副官室
カラサマ１－２が入って来る
「コーヒーでも飲め」
申東基「ありがとうございます。座ろう」
カラサマ2人副官を見ている
副官、それを気にする。 許和平「総長、ここでは困ります。録音準備のできた場所に同行願います」
鄭昇和「私に命令するとは、、、誰が指示したんだ？大統領が指示したのか？」
許「はい、大統領の裁可がありました。」
鄭「嘘だ。裁可があれば私に連絡する筈だ。確認してみよう、副官、副官」
副「はい」
鄭「大統領に電話を」
許和平、禹慶允と見合わせて立ち上がる。
ー副官室ー
カラサマ2ドアを閉める。
申東基、電話を試みる副官を射殺、
カラサマ２も撃つ。。
外からガラスを突き破ってマシンガンを持った男が侵入してくる。
鄭「何のマネだ？」
男「黙れ、さっさと歩け」
外で射撃が始まる
許和平「射撃中止」
鄭昇和、車で連れ去られる。 延禧洞 秘密料亭の中
女性が歌っている。
パチパチパチ
鄭炳宙「主人公のためにまた乾杯しよう」
趙興「ありがとうございます」
ミン・マダム「おかわりは？」
張泰玩「全のヤツ、ずいぶん遅いな？我々だけで飲んで申し訳ない」
マダム「今夜は楽しんで下さい。退屈なさるとわたしが全将軍に叱られます」
張「そうかあｗｗｗ」
鄭炳宙「全将軍も忙しいからな。大統領に会うんなら重要な用事なんだろう」
金晋基突然入って来る「大変です。鄭総長が拉致されました。
張「なに？？」
金「官邸は銃撃戦の真っ最中です」
鄭炳宙「共産ゲリラか？」
金「不明だそうです」
張「早く部隊に戻りましょう」
張泰玩、コートを手にして禹国一の方を見る。
皆出かける。 総理官邸
崔圭夏「確かに裁判は遅れている。しかし全司令官が報告すべきではない。
国防長官を通して報告してくれ」
全斗煥「朴正熙大統領は捜査長が報告すれば裁可して下さいました。」
崔「今は戒厳下にあるんだ。戒厳司令官が重要な存在だと君も分ってるだろ？」
全「閣下これは一刻を争う問題です。」崔圭夏を睨みつける
テーマ音楽
Hominis, Hominis Posunt Historiam Condonare
ホムニス、ホムニス ポスント ヒストリアム コンダナーレ
ーーー次回予告ーーー
張泰玩が車の中から指示を出してる。
金晋基「全斗煥を捕まえろ」
盧泰愚「全将軍が行ってるから」
張「おい、反乱軍の奴ら、そこを動くなよ」
全「第1軍の朴将軍、出動したまえ」
金「そうです。クーデターです」
全「我々が負けたら歴史に汚点を残すことになります。
閣下、決定して下さい」
Deus Non Vult ゼーウス ノン ヴルト
忠 誠！（上のノンブルトに合わせて言いましょう。
（ディストーション・ギター） ギュイイイイイイイイーーーーーーン >>277の「外からガラスを突き破ってマシンガンを持った男が侵入してくる。」
というのは裁判で鄭昇和が証言している。
確か第4共和国でもこのような演出だった。 >>275では鄭昇和が「録音機（ログオンギ）」と発音してるが
戦前なら兎も角、1979年にそんな言い方は日本ではしない。
だから「テープレコーダー」と訳すのが正しい。
実際テープで録音してた時代なんだし。
ちなみにテープレコーダーが実用化されたのは
1942年のナチスドイツから。
当時でも2時間以上は録音出来たから
ベートーヴェンの第九全曲は勿論、
ナチスの党大会を全部録音できていた。
今ではデジタルによるディスク録音が当たり前になってるから
よっぽどの録音技術者しかテープレコーダーは使わない。 そういえば鄭炳宙のミン・ウク（閔旭）は、
「張ヒビン」のキムヘス版で、ヘスに面っきりビンタ喰らう役やってたな。
痛そうだった。。。 ーーーーーーーー第7話ーーー１２・１２軍事クーデター（Ⅳ）
96年 12・12及び5・18事件裁判
検事「全斗煥被告人は総理官邸で崔大統領の裁可を要求し
説得を続けるも大統領に拒まれましたね？」
全斗煥「いえいえ、崔大統領は拒みませんでした。ただ国防長官が同席するならば
裁可を認めると言いました。自分としては差し迫った状況でしたから
裁可を受けておこうと思いました。
結局国防長官なしでの決定は十分可能な事でした。」 総理官邸にて
李鶴棒「連行中に銃撃戦が起きました。鄭総長は西氷庫にいます」
全斗煥「早く西氷庫へ行け」
保安司令部に電話をかける「司令官だ。許室長にかわれ。」
許和平「鄭総長の連行は成功しましたが、禹大差が銃撃戦で負傷しました。大統領の裁可は？」
全「得られていない。私は保安司令部に戻る。待っていろ」 景福宮 30警備団長室
張世東「大変です。鄭総長の連行は成功しましたが、銃撃戦が起きました」
「何だと？」
盧泰愚「鄭総長はどこだ？」
張「西氷庫です。」
盧「全将軍は総理官邸か？」
張「そのようです」
盧「総理官邸の警備担当は？」
張「陸軍本部側です」
盧「全将軍が危ない。（電話をかける）鄭将軍か高大佐に変わってくれ。」
高明昇（コ・ミュンスン）大統領警護室 作戦課長 大佐ーチェ・ウンソク
「もしもし」
盧「明昇、盧泰愚だ。全斗煥将軍が総理官邸にいる。君も官邸に出向いてくれ」
高「何か問題でも？」
盧「全将軍が危ない。兵力を動員し警備員を抑え 総理官邸を接収しろ」
高「わかりました」 青瓦台警備室兵が集合する。
「全体、とまれ！」
ナレーション「12・12クーデター当日の夜、全斗煥の計画通りに進まなかった。
銃撃戦が発生し、大統領の裁可も得られなかった。
だが全にはハナ会という切り札が残っていた。
ハナ会のメンバーの高明昇と
鄭東鍋（シン・ドンホ）大統領警護室長 職務代理 状況室長ーチョ・ギョンホ
は、全斗煥の安全のために大統領の承認や秘書室との協議も無く
青瓦台の警備兵を違法に出動させた。
この日の夜、ハナ会の名の下に多くの部隊がソウルに出動した」 張泰玩、趙興が運転するジープから指示を送る
「軽装甲車2台と機動隊を総長官邸に出動させろ
奴らを装甲車で一掃しろ」
陸軍B-2バンカー
尹誠敏（ユン・ソンミン）陸軍 参謀次長ーキム・ホヨン（金浩英）
「副官、1軍に『珍島犬1』発令」
「わかりました」
尹「総長が拉致されたとの連絡を受けた。北朝鮮の所為かと考えたがそうではない。
大統領も会議中で、国防長官も音信不通だ」
電話がかかって来る。
尹「何だと、保安司令部の権正達と禹慶允だと？わかった」
金晋基入って来る、敬礼。
尹「鄭総長が拉致されたと？」
金「禹は陸軍本部の犯罪捜査長です」
尹「何故陸軍本部の者が共謀するのだ？」
金「禹は司令部に派遣勤務中です」
尹「司令部の仕業か？」
金「全斗煥の仕業です」
尹「全斗煥はどこにいる？」
金「大統領と会っています（電話をかける）総理官邸 警護室長を」 総理官邸 警護室長室
具正吉（ク・チョンギル）中佐 ー役者不明
「憲兵警護隊長です」
金晋基「全斗煥はそちらにいるな？」
具「大統領と接見中です」
金「全を逮捕できるか？」
具「（一瞬まよって）はい、できます」
金「待っていろ。（尹誠敏に）警護隊長は私の部下です。全斗煥は総理官邸にいます。
逮捕しますか？」
尹「逮捕しろ」
金「はい、（電話に）具隊長、全斗煥が鄭総長を拉致した。すぐに逮捕しろ」 総理官邸前を去る全斗煥。
それを追いかける、具中佐。間に合わない。
具「全斗煥は司令部に？」
「今向かいました」
バンカー
金晋基「全斗煥は官邸を出てしまいました。」
尹誠敏「司令部の奴ら。。目的は何だ？」
金「保安司令部で、何か緻密な計画を練ったようです。」
尹「つまり、クーデターか？」
金「まさにクーデターです」 三清洞 総理官邸正門
ジープと装甲車が泊まる
「忠誠、何のご用ですか？」
鄭東鍋「降りろ」
高明昇、ジープを降りる「どけ」指令室に入る。
「具中佐、官邸の警備がいつもより厳重だな？大統領の警護は警護室の仕事だ」
具正吉「いいえ、我々の兵力だけで十分です」
鄭東鍋入って来る「警護室長職務代理、鄭東鍋だ。官邸の警備と業務の移譲を。
保安司令官の指示だ。」
具「私は戒厳司令官の指示に従います。戒厳司令官から指示があればあなたの指示に従えます」
鄭「何を？融通が利かないな。私は警護室長だぞ。大統領の警護は警護室長の任務だ」
具「大統領の警護引継ぎは就任式の12月21日のはず。それまでは我々の仕事です。」
鄭「銃を」 高明昇、銃口を具正吉に向ける。
鄭「武器を押収しろ、今から我々が大統領官邸を接収する」
高「はい」
鄭「歩兵所は六か所だ。武装解除して我々の兵に置き換えろ」
高「了解しました」
ジープと装甲車２台が門から中に入っていく。
兵隊が集合する
高「残りの警備員たちもすべて制圧し、官邸を完全に掌握しろ」
「はい」 ナレーション
「こうして全斗煥の率いる保安司令部側の兵は、一方的に軍を動員し
総理官邸の内外を掌握した。
崔大統領のいる総理官邸は封鎖され、保安司令部の手中に落ちる結果となった。」 >>292
うん、ちょっとのばした。
ギュイーーーーーーーーーーん 「機動隊、現在位置を報告せよ。」
首都警備司令部報告室 張泰玩が入って来る
「忠誠 状況は？総長官邸からの連絡は？」
金基宅（キム・ギテク）准将 ーイ・ヨンジン（李龍眞）
「正確な情報がありません、機動隊は10分前に出動しました。」
張「張世東と金振永はどこだ？」
「無線電話にも出ません」
張「あいつら酒でも飲んでるのか？ちゃんと金を早く探し出せ」
「はい」
「３０，３３警備団長を招集しろ」
「はい、『ハゲワシ、フクロウ、応答せよ』
張「一緒に来た趙団長はどこに？。。。国防長官に連絡は？」
金「手を尽くしましたが音信不通です」
張「国防長官も拉致されたか？事実が分からねば対応できん。誰がソウルで発砲し鄭総長を拉致したんだ？」
任せておけん。私が総長官邸に行く。軍服を持ってこい」 景福宮 30警備団付属室
金振永「先輩、何ごとですか？」
張世東「まずい事態になった、連行は成功したが、禹大佐が撃たれ
支援部隊も包囲された。成大佐が 33師団を突入させたが抑留された
何か策はないか？」
金「救出しなければ」
張「君が救出するのか？」
金「他に手はありません」
張「30師団の1中隊を送るから、総長官邸に急げ」
金「了解です」 陸軍参謀総長官邸 の一角
銃撃戦が続いている！
成煥玉（ソン・ファノク）大佐 陸軍憲兵監室 企画課長の姿も見える。
漢南洞 陸軍参謀総長官邸 入口
軍同士の緊張が続いている、銃声も聞こえる。 景福宮 30警備団長室
全斗煥「すでに流血沙汰になっています。もう我々の行く当てはどこにもない。
生き残る為には国防長官を探し出すか、
大統領の裁可を得るしか方法がありません。」
兪学聖「大事な時に長官はどこだ？」
全「万一、我々が後退できない状況になったなら、
皆さんがソウルに兵を出動させることになります」 張泰玩、ジープを走らせている
尹誠敏から連絡が入る
「張将軍、どこにいるんだ？」
張「次長、総長官邸に移動中です」
尹「総長は司令部の権正達と禹慶允に拉致された。官邸に総長はいないから
司令部で対策を講じよう。」
張「保安司令部の仕業ではないのですか？」
尹「そのようだ。急いで司令部に戻ってくれ」
張「あ、今、総長官邸付近に到着しました。状況確認しすぐ戻ります。」 漢何洞 陸軍参謀総長官邸 入口
張泰玩のジープが走って来る。
連絡が入る
申允煕（シン・ユニ） 首都警備司令部 憲兵団副団長 中佐ーキム・せヒョン（金世銅）
「申允煕です。はい了解しました。出動だ」
金振永が歩いて来る。
申允煕「何のご用ですか。」
金「成煥玉と崔ソングクは？」
申「見ていません。拘禁されているようです。何事ですか？張司令官が突入して攻撃しろと
仲間どうして撃ち合いとは判断に苦しみます」
金「申中佐、落ち着いて聞け。拘禁中の憲兵を救出しに来た。だから攻撃するな
行き違いがあったようだが、すぐに事情が理解できるはずだ。
全斗煥保安司令官の指示だ。わかったか」
張泰玩「おい、申中佐！」
金「わかったな。絶対攻撃するな」
申「はい」 申允煕が張泰玩の所に行く。
張「おい、何故突入しないんだ？」
申「海兵隊の射撃のため不可能です」
張「海兵隊も制圧しろ」
申「各軍が入り乱れ情報把握が困難です。海兵隊側は拉致犯の仲間が中にいると
陸軍側は拉致犯は逃げたと。鎮圧を図る筈の憲兵も閉じ込められました」
張「中に拘禁されている兵の所属は？」
申「成煥玉大佐が率いる兵です。成大佐は合同捜査本部に派遣中です」
張「保安司令部？つまり、皆、全斗煥とグルになっているのか？
話にならん。私は鄭総長の居場所を掴む。
君は状況が分かり次第本部に連絡を」
申「了解しました」
張泰玩、ジープで去っていくあい
ナレーション「陸軍総長官邸がある漢南洞には、海兵隊、憲兵、保安司令部、
首都警備司令部、そして、陸軍と警察までもが集結し
多くの軍人が入り乱れていた。
国民のために尽力すべき軍人たちが
敵味方も分らず右往左往していたのだ。 あ、しまった！！
国防長官・盧載鉉が逃げるとこ入れるの忘れた！！
>>278のとこ。
盧載鉉「早く逃げよう」
奥さん「あなたどうしたの？」
盧「共産ゲリラが金載圭を奪い返しに来たんだ。急いで逃げよう！」
ナレーション「国防長官がちゃんとしていれば、軍事クーデターは成功しなかったという
教訓になった。」 そういえば、今思い出したが、
最後の方の回で、
釈放された鄭昇和に軍服着てない高明昇が会うシーンがあったな。
鄭昇和「全斗煥の命令か？」
高明昇「・・・・」と目をそむける
41話くらいかな？ お、今気づいた。張世東の役者名載せてなかった！！！
張世東（チャン・セドン） 首都警備司令部 第30警備団長ーホン・ハクピョ （洪鶴標） >>146で
鄭仁炯とともに朴善浩に射殺されるのは
安載松（アン・ジェノン）だ。
しかし、役者名までは分らない。 車で逃げる盧載鉉一家
奥さん「いったい何があったの？」
盧載鉉「共産軍ではないようだ。ならば内乱のわけだが。。。
今夜は李ギョンユル将軍の家に居なさい。」
奥「わかったわ」
盧「汝矣島へ」 特殊戦司令部
鄭炳宙が車から降りてくる
「各旅団長の現在位置を確認しろ」
金五郎（キム・オラン）空輸特戦団司令官副官 少将ーヤン・ドンジェ（梁東宰）
「了解です。」
司令官室
鄭炳宙「状況は？」
「わかりません。『珍島犬１』が発令されました」
金五郎「尹フンギ旅団長だけが所定位置に」
鄭「他の旅団長はどこだ？」
金「未確認です」
鄭「探せ」
金「団結」
鄭炳宙、電話をかける
「第９空輸旅団長を。。尹将軍、私は司令官だ。各旅団長が音信不通だから
出動準備をして待機していろ。。。陸軍本部に」 首都警備司令部 報告室
張泰玩「張世東と金振永は現れていないか？」
「それが」
張「早く言え」
金基宅「３０警備団にいると」
張「何だと？召集命令を出したのに警備団にいるのか？」
金「警備団には張団長と金団長だけでなく。。。
兪学聖、黄永時、車圭憲、盧泰愚、朴俊炳、１．３．５空輸旅団長
７１防衛団長が集合しています。
３０警備団に召集をかけたのは全斗煥です。」
張「つまり、そいつらが徒党を組んで、総長を拉致したと？」
金「そうです。」
張泰玩、口を開いて天をあおぐ。。「なんて奴らだ。」 景福宮 ３０警備団長室
全斗煥「もし失敗したら、我々は永遠に歴史の汚点を残す反逆者になります。
すでに全軍が非常態勢で、もはや後戻りはできません。
鄭総長を連行した件は大統領も聞いたはずです。」
黄永時「大統領の裁可が問題ではないのか？」
全「そうです。総理官邸の警備兵は我々が掌握しました。
だが、陸軍本部で兵を出動させるなら、我々に選択の余地はありません。」
白雲澤「兎に角、陸軍本部が兵を出動させる前に、我々も兵を出動させよう
兵を指揮できるものの多くはハナ会にいます。」
盧泰愚「兵の出動は最後の手段です。互いにぶつかれば流血沙汰になります。まずは裁可を」
白「それは違う！向こうは指揮官が不在ですが、
我々は決心すればすぐに兵を動員できます。矛先を制するべきですよ。
盧泰愚、違うか？？」
盧泰愚、すました顔で黙る。。
（↑何かここだけ見ると、白と盧泰愚が仲悪いのかな？と思ってしまうｗｗｗ）
張世東が入って来る
張「国防長官の所在がつかめません。情報網を駆使しても無理です。」
兪学聖「さあさあ、解決策を考えようじゃないか
黙ってないで意見を出してみろ
兵力を動員するか、大統領の裁可を得るか（机を叩いて）長官は一体どこだ？？」
全「先輩、他に方法はありません。長官が不在なら、長官抜きで裁可を得るしかありません。
私と一緒に大統領の下へ行きましょう」
そこに電話がかかって来る。
張泰玩「張世東にかわれ。。。おい！張世東とはやくかわらんか！！」
張世東「（みんなに）張泰玩司令官です。」
黄永時「よし、私が出る。。。もしもし張将軍か黄永時だ。こっちで話をしよう」
張泰玩「何故先輩が他の部隊に？張世東も金振永も私も部下です。何を企ててるのですか？
黄「賢明な君が一体どうしたのだ？」
張泰玩「冗談じゃない。直ちに鄭総長の解放を」
黄「（みんなに）興奮していて話にならん」
兪学聖「私が話そう」
張泰玩「もしもし、おーい！！」
兪「こっちに来てゆっくり話そうや」
張「先輩までそこにいるんですか？そこは私の管轄です。もう結構です。
直ちに総長の解放を。」
兪「それはできない。朴大統領殺害事件の捜査のためだ。」
張「おい、反乱軍の奴ら、そこを動くなよ、戦車でお前らの首を吹っ飛ばしてやる！！
逆賊め！！」 白雲澤「ノテウ、アングレ？（盧泰愚、違うか？？」
なんでこんな台詞が出てくるんかな？
でも仲悪いかと言えば、そんなことないし。 兪学聖のパク・ヨンジ（朴英知）は
ドラマ「ソウル１９４５」で日本語喋ってたが、
めちゃ下手やったな。
「いやは、おじょーじゅ、でしゅよぉー」パチパチパチ
やっぱり戦後生まれやしなあ。
あのドラマは他の出演者も日本語下手だった。
でも、統治時代にあんな下手な訳がない。
せめて、金鍾泌くらいは話せなきゃ。
金賢姫も田口八重子さんに習ってた割には、
ネイティブの日本語スピーカーにとっては下手だった。
蜂谷真由美とかって名乗ってたけど、
あれで日本人じゃないとばれなかったのが不思議だ。 あ、しもた！！
パク・ヨンジは漢字で「朴永志」だ。
でも５ちゃんねるは訂正できない！！ 景福宮 ３０警備団長室
全斗煥「盧将軍、君に連絡係と状況判断を任せる」
盧泰愚「わかりました」
全「朴俊炳、崔世昌、車圭憲、君達も残って盧将軍を手伝え」
「了解しました」
全「行こう。全将軍が行くと高明昇に伝えろ」
張世東「わかりました。（電話機回す）71防衛師団に」 特殊戦司令部 第1空輸旅団
「我々が集まったのは、権力に対抗し、全軍を制圧し我々の歴史を作る為だ。
第1空輸、出動。」
ナレーション「陸軍本部の指揮部は状況把握のため、部隊を待機させていた。
従って、全の指揮で最初に第1空輸が出動した。
第1空輸の出動と総長の連行は、全斗煥の緻密な作戦を象徴的に表している
第1空輸の出動後、事態は全面戦争の様相を呈し始めた」 B-2 バンカー 報告室
尹誠敏「全斗煥が第1空輸をこちらに向かわせた。」
河小坤（ハ・ソゴン）少将 陸軍本部 作戦参謀部長-ハン・ヨンス（韓英洙）
「第9旅団はどうなりました？」
尹「部隊の訓練で車両がない。第9空輸の出動には時間がかかる」
河「第1空輸がソウルに向かう時、漢江を渡るのでは？
橋を封鎖しましょう。こちらに来られないはずです
第9空輸に車両を支援し、先に出動しましょう。橋の封鎖は私が
次長は第9空輸の支援を」
尹誠敏「（電話をかけて）第9空輸に」 首都警備指令室 報告室
張泰玩「第1空輸が出動した。奴らはどこへ？」
「幸州大橋以外の漢江の橋は封鎖しています」
張「そこは30師団朴熹模（パクヒモ）将軍の管轄だ。連絡しろ」
「はい、（電話に）30師団につなげ、」
張「朴将軍、張泰玩だ。珍島犬の発令中だ。」
朴熹模「いったいどうなってるのですか？」
張「反乱軍の全斗煥が総長を拉致した。
朴熹模（パクヒモ）30師団 少々 ーキム・ヒョンチョル金炯哲
「え？なぜ全将軍が鄭総長の拉致を？」
張「詳しい事は後だ。全斗煥の命令で第1空輸が幸州大橋を渡る予定だ。
朴将軍が幸州大橋を遮断してくれ。」
朴「陸軍本部からも命令を受けています。」
張「彼らの攻撃目標は陸軍本部と国防部だ。」 （つづき） 保安司令部のオープンリールテープレコーダー
張泰玩の声「朴将軍側が失敗すれば終わりだ。」
朴熹模「心配無用です。」
張「全斗煥と盧泰愚は一緒にいるようだが、９師団が把撥（クハバル）を通過するのを遮ってくれ」
許和平と許三守、ヘッドフォンを外す。
和平、朴に電話をかける
「もしもし、私は保安司令部秘密室長です。張首都警備司令官と電話をされてましたね？」
朴「その通りですが」
和平「全司令官と首都圏の指揮官は大統領と面会中です。
誰の味方に付くべきかは朴将軍も御存知ですね？
司令部はすべての情報を得ています。張将軍は判断を誤っています。
ですから全司令官側につくのが有利です。」
朴「了解した」 そんなことより、おい、
今73年頃の刑事コロンボを見てるんだが、
ビルの外の風景ってポスター貼ってるだけｗｗｗｗ
これって第5共和国第1話の中央情報部の窓から外の風景に
ポスター貼ってるのと同じｗｗｗｗｗ
まあ昔はアメリカのドラマでも、こんな風に背景にポスターを使うってーのが
普通だったんだろうな。 あ、>>277間違えた！
許和平でなく「許三守」だ！！！ 三清洞 総理官邸正門
高明昇「忠誠」
全斗煥「高大佐、ご苦労だな。」
高「中へどうぞ」
景福宮 30警備団長室
盧泰愚「君達は軍に復帰して第3，5空輸の掌握を」
崔世昌「その件は副隊長が」
盧「鄭炳宙司令官が君の部隊を掌握したら危険だ。
すぐに戻って、部隊を掌握し出動待機を」
崔「了解です。張基梧将軍行こう。」 鄭東鍋、総理官邸内で待機している。
全斗煥入って来る
「鄭将軍、ご苦労。大統領は？」
鄭「申総理と組閣の相談中です。」
全「案内しろ」
全と5人の将校が入っていく。
全「閣下に敬礼。忠誠！」
申鉉碻国務総理の回想 96年 １２・１２及び５・１８事件裁判ーー
検事「裁可を得ずに総長を連行した件をどう思いますか？
申「あってはならない事だと思います。法治国家で法手続きを無視したら
法の存在意義がなくなるでしょう。さらに鄭昇和戒厳司令官は
全斗煥合同捜査本部長の上官だったのです。
大統領の事前の裁可なしに総長を連行してはなりません。」
検「総理官邸が軍に包囲されたのはご存じで？」
申「知りませんでした」 全斗煥「閣下、総長の連行は軍の大勢を占める意見です。」
崔圭夏「何を企てているんだ？国防長官の意見を聞くと言ったろ？
何故、許可も無くソウルで銃撃戦をし、総長を拉致するのだ？
市民を守るのがあなた方の仕事だろ？」
全「私は大統領から裁可を得られると思いました。ですから連行の手配をしたのです
しかし、現場で誤解が生じ銃撃戦になりました。申し訳ないです」
崔「申し訳ないじゃすまん。裁可は国防長官を探してからだ」
兪学聖「これ以上先送りにすると、問題が生じます」
車圭憲「首都圏の指揮官の共通意見です」
黄永時「鄭総長の嫌疑は明らかです。そのために軍が混乱しています。」
崔「考えを考える気はない。国防長官を訪ねなさい」
全「閣下、我々も長官を探すために努力しました。ご決断をお願いします。」
崔「ほほー、、、」
全斗煥が睨みつける。
テーマ音楽 ーーー
（前奏）ギイ、イン、イン、イン、イン、イン、イン、イン、イン、イン
ーーー次回予告ーーー 全斗煥「煕道よ、ありがとうよ。陸軍部、国防部を掌握しろ」
通話「張世東と金振永を逮捕せよ」
特殊部隊司令部での銃撃戦。
張泰玩「早く出動して下さい」
「張泰玩が戦車を繰り出した」
盧泰愚「力を終結し、抑止せよ、わかったか？！」
（超ロングバージョン）
タカタンターンタ、タンタンタカタン、タカタンターンタ、タンタンタカタン
Non Vult ノン ヴルト！
タカタンターンタ、タンタンタカタン、タカタンターンタ、タンタンタカタン
Sed、Deus ... Sed、Deus ... Sed、Deus ... Sed、Deus Non Vult
セド、ゼウス、セド ゼウス、セド、ゼウス、ゼッド セウス ノン ヴルト
Sed、Deus ... Sed、Deus ... Sed、Deus ... Sed、Deus Non Vult
Deus Non Vult ゼーウス ノン ヴルト！
（ディストーション・ギター） ギュイイイイイイイイィィィィィィーーーーーーン ドラマ「第5共和国」で度々出てくる、
在韓米大使、ウィリアム・グライスティン（윌리엄 글라이스틴）
↓ 全斗煥と一緒に映ってる写真、実物は禿げ頭。
http://www.kdjhall.org/board/index.html?id=board2&;no=1205&PHPSESSID=9edca1e71d00089239d15ba544c5c54f
ウィリアム・グルライスチン・ジュニア
（William H. Gleysteen、Jr、1926年〜2002年12月6日）は、アメリカの前外交官である。
生涯
1926年、中国の北京で生まれ、中国で成長した、中国語名：下チェンヒェ（來天惠）。
イェール大学で東洋学を専攻して1951年から外交官生活をした。外交官生活30年のほとんどの期間に、
東アジア関連業務を担当した。国務省東アジア太平洋次官補を二度務め、在大使が最後公職だった。
1978〜1981年駐韓米国大使として勤務しながら、1979年、朴正煕大統領が死亡、
1980年新軍部のクーデターなど韓国現代史の大きな出来事があった。朴正煕大統領が金泳三を議員から除名したとき、
ジミー・カーター米大統領が在大使グルライスチンを召喚し、韓米関係は悪化した。
1988年の代謝在職時、米国が新軍部の登場と執権を容認したという理由で反対から
光州特別委員会に証人として出席することを要請受けたが拒否した。 2002年急性白血病で死亡した。
著書
回顧録「奥深い介入は、限られ影響力」（1999年）
前任
リチャード・スナイダー第12代駐韓米国大使
1978年7月〜1981年6月に後任
↑>>206で金載圭が「長引く政権に批判的な前米大使もいました。」ってこの人？？ ↑のグライスティンの写真出ないな。
↓この人です。右が全斗煥。
https://i.imgur.com/djR3R9e.jpg >>324の訂正
前任
リチャード・スナイダー第12代駐韓米国大使
任期は、1974年 9月 ~ 1978年 7月 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
