「一晩、一緒に過ごせないか?」新型コロナの影響で急増する大家からのセクハラ被害

被害女性の大半は、不法移民やトランスジェンダー女性など、低所得者層のコミュニティに住む人たちだ。
現在、米国では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、3,300万人の人々が失業手当を申請をしている。
そのうちの20%の人は、5月分の家賃さえ支払うことが困難な状況にいる。
これまで以上にセクシャル・ハラスメントのリスクにさらされているのだ。
「あらゆる社会階級にいるの女性に影響を与えた #MeToo(ミートゥー)運動を思い返してみてください」
と語るのは、サンドラ・パークさん。
サンドラさんは、ACLU女性権利団体で上席弁護士として活動している。
「このようなハラスメントは、特に低所得者層の女性がターゲットにされやすい傾向がありました」
「しかし、新型コロナの影響で仕事を失ったり、収入が激減する人が多い中、
所得者層に限らず、どんな経済階級の女性もターゲットにされる可能性が高まったのです」