「たんぱく質分子を設計する技術の開発は、原子レベルの複雑な仕様を満たした装置の製作へと道を開き、従来のマイクロテクノロジーの前に立ちふさがる障害を回避させてくれる。
この道の途上には、原子レベルの正確さで反応基を配置できる分子マシンの製造もあるだろう。
これは、計算機と、生体物質の操作技術に、大幅な進歩をもたらす可能性もある。
この道の存在は、目下のところ重要な意味を秘めている。」

K.エリック・ドレクスラー

バイオテクノロジーが発展してから、ナノテクノロジーが発展する。

たんぱく質を設計する技術は、
@リボソームのようなアミノ酸を繋げて、意図したたんぱく質の構成要素を合成する技術
Aシャペロンのような意図した折り畳み方になるように補助する技術
が必要である。

その前提条件として、
どんなたんぱく質が、
→ほぼ無限の組み合わせだが、人間の身体に絞れば2万5000種類ほどだと推定されている

どんな働きをするか、
→調べる技術はある。

どんな相互作用をするか
→ほとんど分かっていない。治験や研究で地道にやっている。候補を探すために、スパコンによるシュミレーションも最近ある。