グーグルが挑む最先端AI
自ら学ぶAIが台頭、グーグルの技術で開発者が不要に
https://active.nikkeibp.co.jp/atcl/act/19/00140/030200004/

AI開発で人間の関与が減るほど、優秀なAIが出来上がる――。これは歴史に基づく経験則であり、今後も同じことが続くだろう。

 今後はAI開発のあらゆる領域で、人間の関与が減るほどAIの性能が上がる可能性がある。
AI研究の有力拠点であるカナダ・アルバータ大学のリチャード・サットン教授は「人間の知識を活用する手法よりも、コンピューターパワーを活用する方が常に効果的だ。それが70年間にわたるAI研究の最大の教訓である」と断言する。
サットン教授は2019年3月に「苦い教訓」というコラムをネットに公開し、「AI研究者は今後、AIにAIを開発させる『メタ手法』の考案に専念すべきだ」との見方を提示した。