電波ログテキストマイニング
人間ってナンだ?超AI入門 「働く」を変えるAI・おつかいロボットが活躍?AIとともに働く未来はもうすぐそこ…
(NGで貼れないのでURLは各自検索してください)
https://youtu.be/E5hcw3TzRWw

松尾:これからどういうことが起こるかというと、多数パラメーターの科学っていうのができるんじゃないかと思っていまして、要するにここの変数の数がすごく多い。それがこっちもすごく多い。この間が非常に複雑な関係をモデル化できるようになるんですね。

で、今まで人類がやってきた科学技術っていうのは基本的には少数パラメーターの科学でニュートン力学にしても経済のモデルにしても全部その変数の数が少ないんですよ。

で、みんな少ない変数で表せるモデルのほうが美しい、正しい、と言ってきたんだけども、実はそうじゃなくてこの世界でモデル化できることってすごいたくさんあると。

で、すごいたくさんあるうちの少ないパラメーターでモデル化できることだけを人間が理解でき、それを発見してきたということなんじゃないかと

だから科学のあり方というのは実は大きく変わる。人間には理解できないんだけども予測ができるモデルができるっていうことがこれからたくさん増えてくるんじゃないかな。

筒井:つまり我々で言えば情報なんですよね。

松尾:はいそうです。

筒井:その情報の複雑な絡み合いっていうのはこれ人間には無理だと思う。

松尾:そうなんです。 でこれが、今、でも学習ができるようになっている…。

筒井:なってくるんですね、それでもう人間には分かんない。

松尾:分かんないです。 そういう意味でみんなね、理解しようとしてるんですよ。理解するための技術を作ったりとかですね、みんな言ってるんですけど、僕はもうこれは分かんなくなるんですと。

筒井:そうですよね。

原田:でもちょっと怖くないですか?だってそのAIがジャッジした認識みたいなものと人間が見てるっていうその実感込みの認識が違うわけじゃないですか。

松尾:いや、そうなんですけど、どう考えても人が理解できるっていうのは少数のパラメーターで記述された系だけなんですよ。もうそれはもうしょうがない。だからやっぱり人間が分かるっていうことの限界を我々人間がもっと分かる必要がある。