──最終的にはインディーに戻るということですか?

鈴木氏:
 まあそう。ゲームのメインがもう一回インディーのあたりに拡散して戻ってくる。そのときにいちばん重要になるもののひとつがブロックチェーン【※】のシステムだと思っていて。

EthereumとかLiskっていうところがやっているのは、DAppsという形でブロックチェーンのシステムからゲームができ……。

工藤氏:
 ちょっとちょっとちょっと。わかんない単語がいっぱい出すぎ……。

──ゲームを作るうえでのお金の出どころの話ということでしょうか。

鈴木氏:
 ええ。みんなマネタイズをどうするかというところでたぶん苦しんでいるはずなのね。実際にゲームを作ることを仕事にするときに、どうやってお金を回すかという問題にどこも直面しているわけです。

──インディー系はとくにそうかもしれません。

鈴木氏:
 一方でたとえばe-Sports【※】みたいな形の、いわゆるプレイヤーがお金を作っていく世界が生まれている。両者がうまくリンクされる世界が現れるだろうという考えですね。