0834オーバーテクナナシー
2017/12/03(日) 12:47:13.72ID:Np76Ekwk考える脳考えるコンピューター p.172
さらに、第六層の細胞は、出力を下位の領域に渡すだけでなく、自分の柱状構造に含まれる第四層の細胞に戻すことができる。つまり、予測をそのまま入力にするわけだ。
そうすると、ある予測の結果から、さらにつぎの結果を予測することが可能になる。これは、空想にふけっている、あるいは、思案をめぐらしている状態に相当する。
人間は予定をたてたり、講演の予行をしたり、将来のことで悩んだりして、一日何時間もこの状態になる。
長年にわたって新皮質のモデルを研究しているスティーヴン・グロスバーグは、これを「予測の折り返し」と呼んでいるが、わたしは「想像」と呼ぶことにしたい。