>>748
デカルト以来の機械論的自然観は近代の基礎となり、人類は自然には決してなし得ない発展を遂げてきた
俺達はそのパラダイムの延長線上に立っていて、生物か機械か、あるいは自然か人為かの岐路に立たされているという見方もできるだろう
だけどそれは近代が生み出した二項対立思考の呪縛に他ならず、本当の解決策は対立を脱構築していった先にあると思う
だから遠い未来の子孫にまでも自分のルーツとしての人間性を継承してほしいし、そうすべきだと考えている

伝統や文化、道徳の一切を否定する理性主義が20世紀を悲惨な時代にしたように、シンギュラリティが21世紀の反人間主義となることが無いよう気をつけなければならない
でなければ人間は「致命的な思い上がり」を再び起こすことになる