※※一部ネタバレ有※※

仮に、赤い髑髏の特性である「全反射」を理解して、デイジービームを撃たずに生存して戦っていたらどうなっていたか。

本作から初めてまほいくを読み始めた読者や海外のファンの考えとして「髑髏以降出てくる怪物は総じて全反射を得意としていないから、そのまま参加し続ければ、
生き残って10年代に行われた旧作アニメのリメイクに便乗したマジカルデイジーの新作で主役になれた。」と考える人が多いためそれが根強く信じられているが、実は“全くの狂想”である。

上記の2者は、出会う怪物が全反射を得意としない攻撃を受けるだけの存在であり、後半はグレートドラゴン以降はゴジラの様な巨大生物が出てこない点を論拠にしているのだが、生き残る=ハッピーエンド、ではない。


今日の検証で、再生魔法少女の実力は本家より劣っていたり、グレートドラゴン以降ゴジラ並の巨大モンスターが降臨しなかったものの、
その先に待つのはある意味自身の威厳を失う結果があった事が明かされている。
されど10年代は旧作アニメをリメイクする風習がジョジョの奇妙な冒険以降生まれているが、八雲菊(マジカルデイジー)の生活を安定させるほど長続きはしていない。
むしろ、そのゲームの中での戦いの後で、様々な畏怖や葛藤に心を容赦なく蝕まれている八雲の状態が深刻だったとされているのである。

マジカルデイジーの退場後の流れ
・アカネとの戦いで夢ノ島ジェノサイ子が戦死、グレートドラゴンの戦いで@娘々が焼死
・たどり着いた魔王の城は偽者で、その後のっこちゃんの手によってチーム内で同士討ちが頻発
・記憶を取り戻す魔法で、森の音楽家クラムベリーの試験に参加していた一同が如何に酷い現場に居たのかを知って嗚咽が止まらなくなる
・唯一残ったプフレ、シャドウゲール、クランテイルとのっこちゃんの戦いの末、ゲームクリアとなり終戦。同時刻にはキークもスノーホワイトによって粛正された