「ガッキィファイター」2018年2月8日号
                          通巻 第587-2号
■目次■

□良い通販、悪い通販
 ◆運動会ではプリントス
□今週のコメント
 ◆「読者感想文害悪説」異論
□今週の絶対お薦め本
 ◆『音楽』『不道徳教育して講座』
□お知らせ
 ◆「読まずに死ねない、古典コテン講座」FB登録(移行)に際して

■■良い通販、悪い通販■■

★運動会ではプリントス★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 スマホの普及は凄まじい勢いだ。貧国さえ必需品になっている。いまから30年前にピッ
チやショルダーフォンを買ったり契約したときは、周囲のジャーナリストも営業マンたち
も日本では「なにそれ?」だった。
 都市部であれば間違いなくどこでもつながったけれども、ベテラン記者が「すぐ電話をし
なきゃいけないのに公衆電話がない!」というので、「俺のを使って」とピッチを渡したら、
「日垣さ〜ん、子どものおもちゃでからかわないでよ〜」と、マジで冗談と思われた。
「本物である」ことは、こんな軽量で小さな電話が世に出ている事実を知らなければ、戦国
自衛隊みたいになってしまったのである。

 ガラケーも遠視(老眼)の世代にはまだ根強く、ガラケーとiPadなどとの組み合わせが
板についている人々も少なくない。
 iPadで写真を撮る少年を初めて観たのは12年前、香港で「正月を祝う花火」の大勢のな
かで、だった。
 阪神淡路大震災のとき(1995年)には、一眼レフがメインだった。10年前から「50億
人総カメラマン時代」に突入しているーー。

 ライカのデジタルカメラと、スマホでの写メの両方を使うようになったものの、前者のデ
ータはよく整理できても、スマホは同期をしても、いつの間にかどこかに消えてしまう。ク
ラウド時代になっても、「いつでも、すぐ撮れる」メリットは、「無くなってもいいもののな
かに貴重な写真が紛れ込む」ようになっていませんか?

 20年ほど前に、小中学生を中心にチェキが流行った。このチェキは、まあ昔のポラロイ
ドの21世紀バージョンと思っていただけはいい。エッチなシーンで使われたらしい。多く
の先端技術は、軍事とエロで飛躍するものだ。
 このチェキと、5,000円前後の「プリントス(printoss)」で、「どこもかしこも写メ時代」
には画期的なメディアとして我々の前にあらわれた。
 子どもの運動会で、SNSで知り合いの親御さんに送るより、ジジババたちのことも考慮
して、スマホで撮った画像を、チェキと「プリントス(printoss)」でプリントしてあげれば、
大切な宝物になる。

Amazon : URL省略
「プリントス(printoss)」(3色あり、色によって値段が違う)ーー

チェキもお忘れなく。コンビニでも買えます。