串本でジオパークフェスタ 全国の活動展示や講演でにぎわう
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 続いて近畿地方環境事務所の河本晃利所長があいさつ。南紀熊野ジオパークのエリアは吉野熊野国立公園と重なる
と述べ、今後も連携を深めて持続可能な地域づくりを進めていきたいと述べた。

 式典の後、国立研究開発法人海洋研究開発機構顧問で東京大学名誉教授の平朝彦さんが
「南紀熊野ジオパークが語る日本列島の誕生」をテーマに基調講演した。

 平さんは、南紀熊野ジオパークの学習は、防災意識を高める意味でも重要と指摘。南海トラフは、
プレートの沈み込みと巨大地震の研究、メタンハイドレートの開発で世界の注目を集めていると述べ
「室戸世界ジオパークなどとも連携し、地域の人々の暮らしに役立ち、元気をつくるジオパークを
みんなで育てていきたい」と協力を呼び掛けた。