超越)自然災害と哲学(遠野物語
防災学が多岐に渡る文理学である事を背景とし、
「自然科学」から「人文社会科学」まで網羅した結果、
ついに「哲学」の領域へ到達し、誕生したスレ。
(注意)自然災害板で最重要なスレとなります。
極めて厳格なスレの為、反社・荒らしは厳禁! 遠野物語
○岩手県南部(遠野市)・・・北上盆地と三陸海岸を結ぶ交通の要地
○超自然的な魂や予兆など昔話や伝説を交え約120の話
(おしらさま、座敷わらし、天狗、山男、イタコ)・・・「この書は現在の事実なり」 ○1910年農政官僚兼民族学者の柳田国男の伝聞による民族文学
○東京帝国大学卒、農政学から
20年間の官僚生活(貴族院)を経て新聞社客員 ◎ポイント
哲学者は数学者/経済学者/宗教家/神学者/聖職者
/政治家/思想家/医学者/著述家など複数を兼業していることが多い。
また「複数の多岐にわたる学問分野*」に対する創始者が多い。
*万能学/万学 目次
@4大文明と太古文明(失われた文明)
・メソポタミア文明
・エジプト文明
・インド哲学とインダス文明からベーダ教(仏教)まで
・中国哲学と黄河文明 A神と地上の議論(形而上学/形而下学)
・超越神による創造と破壊
・パルメニデス(不生不滅/唯一不可分存在/変化は仮象で感覚的錯覚)
→[認識論]と[存在論]の元祖
・プラトン(形相と質料)
・デカルト
・トマスアクイナス(中世スコラ学派/トミズム/神学説)
・カント
・ウイトゲンシュタイン Bギリシャ哲学
・エピクロス(マテリアリズム/デモクリトスの原子論)
・プラトン(イデア論/イデアリズム)
・アリストテレス(オルガノン/論理学は道具)
・スコラ学派(宇宙的精神) 目次
C認識論
C-1.不可知論(超越神は認識できない)
C-2.認識可能領域とは?認識の限界
C-3.判断中止の思想 D実在論(レアリズム)
D-1.唯物論(マテリアリズム)
D-2.唯心論(イデアリズム)
D-3.物心二元論(仏ルネ・デカルト)
D-4.素朴実在論(日常体験) 目次
E観念論(大陸的)イデアリズム
・懐疑的観念論(仏ルネ・デカルト)
・主観的観念論(英バークリー[世界は終極的には神の観念にすぎない]) F経験論(イギリス的)
・ジョンロックの経験論的(啓蒙)哲学→生まれつき白紙
・バークリーの経験論(主観的観念論/有神論)
・ヒュームの経験論(民衆の神がかった偏見の排除) G西洋の近代化(近代市民社会の発展と民主化)
・百科全書派の台頭(美学者デイドロ/ダランベール)
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」
・王権神授説を否定
・社会契約による人民主権
・清教徒革命/アメリカ独立戦争/フランス革命 H現象論(フェノメナリズム)
・新実在論(ラッセル/ムーアなど)の誕生
I他 @4大文明と太古文明(失われた文明)
・メソポタミア文明→関係箇所に後述
・エジプト文明→関係箇所に後述
・インド哲学とインダス文明からベーダ教(仏教)まで→関係箇所に後述
・中国哲学と黄河文明→関係箇所に後述 A神と地上の議論(形而上学/形而下学)
・超越神による創造と破壊
(例)宇宙を創世し自然災害等で人類を破壊
(例)旧約聖書など・・・ノアの箱舟 予兆は当時の「自然災害予測の一種」と考えられるから、特に問題無し。
問題は東北地方のイタコや超自然的な魂の方となる。
>○超自然的な魂や予兆など昔話や伝説を交え約120の話
>(おしらさま、座敷わらし、天狗、山男、イタコ)・・・「この書は現在の事実なり」 ↓要するにこの問題です。
>『被災地から ... 呼び覚まされる霊性の震災学』は、
>「現代の『遠野物語』」と形容されることがある。
>
>津波で奥さんをさらわれた男の人のもとに、幽霊となって奥さんが現れる話 霊性・・・スピリチュアリズム(神秘主義)などとして、哲学に出て来ます。 A神と地上の議論(形而上学/形而下学)
・超越神による創造と破壊
・パルメニデス(不生不滅/唯一不可分存在/変化は仮象で感覚的錯覚)
→[認識論]と[存在論]の元祖
・プラトン(形相と質料)
・デカルト
・トマスアクイナス(中世スコラ学派/トミズム/神学説)
・カント
・ウイトゲンシュタイン ギリシャの哲学者パルメニデスが大本の始祖とされます。
・パルメニデス(不生不滅/唯一不可分存在/変化は仮象で感覚的錯覚)
→[認識論]と[存在論]の元祖 この段階だと各哲学の概念が分からないので、Aが議論できない為、先へ進みます。 Bギリシャ哲学
・エピクロス(マテリアリズム/デモクリトスの原子論)
→→→ここから現代哲学の主流となる唯物論が誕生します。 現代においては、デモクリトスから大分進行し、日本の学者も活躍しましたね。
原子論(ドルトン)→量子論(ディラック)→原子核理論→素粒子論
→超弦理論?など候補が出ています。 ・プラトン(イデア論/イデアリズム)→「唯心論」が誕生しました。
この世は究極的には「理性」や「精神」から成っているのです。 ・アリストテレス(オルガノン/論理学は道具)
は論理学を用いて、プラトンの思惟を進めました。
パルメニデス(不生不滅/唯一不可分存在/変化は仮象で感覚的錯覚)
↓
プラトンの(形相と質料) Bギリシャ哲学のイデア論(大本はロゴス)
は中世になると「宇宙的精神」という言い方になります。
・トマスアクイナス(中世スコラ学派/トミズム/神学説)
↓
・スコラ学派(宇宙的精神) C認識論←←←←←←←←←Aを理解する為に必要な概念
C-1.不可知論(超越神は認識できない)
C-2.認識可能領域とは?認識の限界
C-3.判断中止の思想 C-1.不可知論
経験を超えた、超越的な存在は認識できない、とする立場です。
(超越神は認識できない、当然、魂や死後の世界など、神秘的、霊性は認識不可能です) 宗教学や神学では、こんな分かり易い図で説明しますが、
「類推」でも認識できないのが、「超越的な存在」です。
天上界・・・神界
------------超越-----------------
地上界・・・人間界(現世) 宇宙論的に言えば、宇宙の外側が観測できないようなものでしょうか?
(観測可能な宇宙といって、内側も観測できなかったりします) C-2.認識可能領域とは?認識の限界
超越的な存在で無い、「現象界」についてのみ認識できる、とする立場です。
現象論、経験論的な立場。 C-3.判断中止の思想
高名な宗教家の元に、一般人が、無理難題を聞いて来ても、
のらりくらりとして、曖昧な回答しかせず、ズバリと回答しないという説話がこれ。
超越的なことは判断できないので、中止するわけです。
宗教学上でも同様な概念が存在します。 えーーーー、「諦めちゃってる」じゃん?とガッカリしないで下さい。
「現象界と超越界を結ぶ理論」がこの後に出て来ます!
C認識論←←←←←←←←←Aを理解する為に必要な概念
C-1.不可知論(超越神は認識できない)
C-2.認識可能領域とは?認識の限界
C-3.判断中止の思想 D実在論(レアリズム)
D-1.唯物論(マテリアリズム)
哲学者{レウキッポス/ルクレチウス/露マルクス/ドルトン原子論}
→自然科学や工業社会の進歩により、現代哲学の主流となっている。
→経済学や化学者まで登場してきています。 D-2.唯心論(イデアリズム)
哲学者{プラトン/プロチノス/英バークリー/独ライプニッツ/仏ラシュリエ}
→特にこのジョージ・バークリーが高く評価されています。
「経験論者」「経験主義者」の祖なのに、「唯心論」なんです、矛盾しているようでしょう?
当時は賛同者が少なかったらしいですが。 D-3.二元論(仏ルネ・デカルト)
・神の存在/外界の存在を証明
・[思惟する精神]と[延長ある物体]の物心二元論 1619年仏ルネ・デカルト(解析幾何学の祖/近代哲学の祖)は
(解析)幾何学に基づく、万学の統一の霊感を得た
以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ
↓ >万学の統一の霊感を得た
解析幾何学の祖/近代哲学の祖から、既にスピリチュアリズムのオーラが出ています。
現代ヨーロッパの元祖の1人の大人物が、「霊感」に寄っていたんですね。 >以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ
>以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ
>以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ
>以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ
>以降、欧州各地を転々とし、オランダに隠れ棲んだ ◎社会問題ポイント(フランスの為政者は弾圧しまくり)
当時フランスは封建社会で王様や地主/貴族が重税でのさばっており、
弾圧を恐れたフランスの学者は外国に避難することが多かった ◎社会問題ポイント(連合国が危なければ枢軸へ避難)
近代の英仏の学者は敵対する枢軸系に逃げ込むことが多かった。
↓
尚、現在「欧米の教科書に記載される有名な学者」たちは、
大半がこの手の方々である。
じゃあ、最初から彼らの言う事を聞いとけ! ◎社会問題ポイント(現代の学者も似たような状況!?)
欧米の悪い為政者達は正しい学者たちの意見はさっぱり聞かなかった。
いつの世も、いつの時代も変わらないものだ。
→時間を掛けて、学者や大衆が為政者を教育して、改善されていった。 ◎社会問題ポイント(カトリックは信用できない)
1633年デカルトはガリレイのニュースを知って「宇宙(世界)論」の出版を止めた。
(地球が動くと、カトリック教会に関る問題とされた) ◎社会問題ポイント(現代イタリアも信用できない)
当時、ローマ(イタリア)はカトリック教会が学者を弾圧しており、非常に危なかった。
↓
最近もイタリアで地震が学者のせいにされて、酷い目にあったのは記憶に新しい 悪いのは当然「行政」なので政治家や公務員の対策やゼネコンに成る筈です。
イタリアの悪い役人が善良な学者へ責任を転嫁したわけ。これは最悪!!!
>イタリア(ライクラ)地震裁判
>イタリア(ライクラ)地震裁判
>イタリア(ライクラ)地震裁判 >イタリアの悪い役人(イタリアの裁判所)
>イタリアの悪い役人(イタリアの裁判所)
>イタリアの悪い役人(イタリアの裁判所) >>39-46
デカルトの紹介だけで「叩くネタの宝庫」なのだから、物凄い弾圧パワーですな。
為政者の「為(にせ)」・・・ ↓
学者や大衆の多数の支持を得たデカルトは最終的にスウエーデン女王に招かれた。 D-4.素朴実在論(日常体験)
これは簡単です。日常体験などの、素朴な実在が実在である!
という簡単な実在論です。 E観念論(大陸的)イデアリズム
・懐疑的観念論(仏ルネ・デカルト/方法序説/我思う故に我あり)
→方法的懐疑論/合理論
・主観的観念論(英バークリー[世界は終極的には神の観念にすぎない]) 「懐疑論」者とよく言いますが、徹底的に方法を疑った結果、
「思惟する自己」だけが残ったので、それが「観念」として残ったわけです。
・懐疑的観念論(仏ルネ・デカルト/方法序説/我思う故に我あり)
→方法的懐疑論/合理論 ・主観的観念論(英バークリー[世界は終極的には神の観念にすぎない])
→イギリスのジョージ・バークリーは聖職者でもある哲学者ですから、
当然、有神論者なのです(当時の英国では有神論者であれば、その意味での弾圧は無し) >世界は終極的には神の観念にすぎない
>世界は終極的には神の観念にすぎない
>世界は終極的には神の観念にすぎない
>世界は終極的には神の観念にすぎない
>世界は終極的には神の観念にすぎない >世界は終極的には神の観念にすぎない
>「一切の物は感覚の結合」にしか過ぎない。
これが「唯心論」です。 「物の実在を否定」しているのです。 しかしホーキング的宇宙論とか、ニュートン的宇宙論なんかに触れると、
英国キリスト教だと、何かしら、そういった何かがあるのかしら?
程度に考えて下さい。 F経験論(イギリス的)
・ジョンロックの経験論的(啓蒙)哲学
→生まれつき白紙(タブラ・ラサ)説/本有観念の否定/先天で無く経験
・バークリーの経験論(主観的観念論/有神論)
・ヒュームの経験論(民衆の神がかった偏見の排除、無神論?) ・ジョンロックの経験論的(啓蒙)哲学
→生まれつき白紙(タブラ・ラサ)説/本有観念の否定/先天で無く経験
人は先天的に神から与えられた、ということは無く、経験によって得られるのだ。
人は白紙なのだ。という、「大衆にありがたい教え」です。 ここでスレタイに戻って下さい!
>遠野物語
>○岩手県南部(遠野市)・・・北上盆地と三陸海岸を結ぶ交通の要地
>○超自然的な魂や予兆など昔話や伝説を交え約120の話
>(おしらさま、 地震予測学(予兆)は経験的(素朴な体験)から得られるものであり、
人は生まれつき、白紙だから、地震予測できるのだ・・・と考えられます。
これを経験論的(啓蒙)哲学・・・啓蒙思想/啓蒙主義と言います。
実際にこれで欧米が民主化され・近代化されたのです。 ここで地震学者「今村明恒」の名著「地震の征服」の冒頭部分を紹介しましょう
「我、国民・・・」→国民全員が地震学に詳しくなれば地震が克服できるという意味。
これは「今村明恒」が20年前に予測成功した、大正関東大震災1923年の
後の1926年頃に出版されました。 「地震の征服」は啓蒙主義的で、各地の被災地や大衆に寄りそう、本であったと言えます。 ・ヒュームの経験論(民衆の神がかった偏見の排除、無神論?)
ヒュームは同じ経験論者である、バークリーから有神論を排除したもので、
「民衆の神がかった偏見の排除」「超越的な存在による迷信」を排除してゆきます。
つまり、近代の自然哲学、自然科学的な立場であり、大衆に好ましい存在です。 当時、英国の大学は無神論者を排除していた!
「ちっとも民主的じゃないイギリス」の多くの有名学者は迫害されて、欧州各地
に避難していた。 デービッド・ヒュームは大学で求職活動したが、就職差別をかなり受けたんですね。
だから大学の先生に成れませんでしたが、
現代まで英雄視される偉大な学者になったんです。 ということで理由が知りたくなりましたね?
G西洋の近代化(近代市民社会の発展と民主化)
を勉強しましょう。 G西洋の近代化(近代市民社会の発展と民主化)
・百科全書派の台頭(美学者デイドロ/ダランベール)
→今、アンサイクロペディアってあるよね?あの元祖。
→百科全書的に大衆に知識を授ける、ということ。 ・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命) これが民主化
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩
・啓蒙思想→「民衆を無知蒙昧から救う」事に社会の進歩 これが当時のイギリス王室制度の最悪な部分
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命)
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命)
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命)
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命)
・王権神授説を否定(英ジョンロック/オランダに亡命)