>>32
ネジ送りだと、タイミングベルトに比べてモーター一回転で1/3〜1/4しか動かない。
まあ、モーター大きくして3〜4倍速く回せばいいだけの話だが、実際はフィラメントの送りの方が間に合わないので、
普通の(というよりは小さな)モーターで回してる。

具体的には、モーターは「35mm角、長さ28mm、0.5A」で、送りネジは「直径8mm送り8mm」のを使ってる。
これでXY軸の送り速度は3200mm/min(53.3mm/sec)まで出る。
しかし、CFR PETGを安定してプリントできるのは、0.2mmノズルで1600mm/min、0.4mmノズルでも2400mm/minぐらいなので、
3200mm/minあれば十分。
木質とか金属フィラメントだともっと遅くなる。

ネジはバックラッシュなしで、コンパクトで、静かで、設計が簡単で、部品数も少ない。

>>35
確かにその通り。
射出部分はドライブギアを自作し、ノズルとの距離を縮めることで解決。
熱歪みはCFR PETGを使うことで解決。
それで、最後にXYの送りをネジ化した。

ちなみに、CFR PETGは0.2mmノズルでも全く詰まらないので、より小径のノズル(0.15や0.1mm)を作る予定で、
プリント線幅が0.2mmを切ると、平気で0.1mmぐらいズレるタイミングベルトでは辛いと考えて、先にネジ化した。
0.4mmノズルだったらタイミングベルトで十分だと思う。

>>36
ネジは大型化できない。
ベルトは200mとか普通に売ってるけど、直径8mmのネジは長さ0.5mまで。
それ以上長くする場合は直径を太くするしかなく、3mを越えるとほとんど特注の世界。
逆に言えば、造形サイズ400mmまでなら送りネジで作れるということ。