>>927
はい、ローラーは実際に徐々に削れていき、削れたカスなどが発生します
どの程度の耐久性かは表現しにくいのですが、300時間の印刷で、外観上の問題やカスは生じますが
印刷品質には影響はありません。少なくとも、10時間の印刷を30回出来る、ことになります。

アルミフレームにローラーを押し付けてグラグラしないように固定するのですが、プラスチックに対しては強めの圧力となりますし、
個人用にローコストで考え出された構造なので、組み立て精度などでローラーが正確にフレームにはまっていない等もあり、
耐久性については一様には言えません。(部品の耐久精度が工業製品のように計算されていない)
ただ、ローラーは消耗品と考え、印刷に問題が生じた時には交換できます。入手は容易ですが、安価に求めようとすると、
Aliexpressに頼ることになると思います。

デルタは安い物もあり、小さなサイズであれば、割といい、という情報もありますが、当該機種を持っていないので、
デルタのことが情報交換されている板とスレを見つけて、聞いてみたりしてください。

私見ですが、直交型の品質を同じ印刷領域を持ったデルタが超えることは無いと思います。
すなわち、常に直交型が勝つということです。
また、完全な完成品であればともかく、デルタは組み立てたり調整したりが独特で、直観的にX軸に問題があるな、とか、Y軸に問題があるな、等がわかりにくいです。

誰かに何かを勧める場合、今回もですが、最高の何かを勧めるのではなく、誰もが容易にほぼ同じことを再現できる、
そして、万一のトラブルにも情報が多い、弱点が明らかとなっている、と、最悪でもこの程度にはなる、
大失敗は起こらないモデルをお勧めすることにしています。私の場合。
要するに、平均的にいい、売れている、つまらないけども、後から文句を言われにくい、外れではないものをお勧めすることが多いです。

もし、最初の1台をストレスなく、商品が届いたその日に組み立て、テスト印刷を終えるとすれば、
そして、3Dプリンターの構造をよく観察し、仕組みを理解しやすく、調整もしやすいとなれば、選択肢は限られます。
どのような3Dモデルを印刷したいか、必要な最大印刷領域はどの程度かを検討してください。
例えば、https://www.thingiverse.com/ で、3Dモデルを検索し、ダウンロードし、
3Dデータを印刷用に変換するソフト、例えば、https://ultimaker.com/en/products/cura-software/download-request/159
Ultimaker Cura というソフトをインストールし(無料です)造形サイズや印刷時間をおおよそ調べることができます。
3Dプリンターを買った後にも同じ手順を辿るので、印刷直前の状態まで購入前にシミュレーションしてみることは強くおすすめします。