誰も望んでいないしケチも無いシリーズ第3弾
興味が無い、とにかく理由も無く腹が立つ、という人は読み飛ばしてくれ。

秋月の音声合成IC「ATP3011F4-PU」の存在を知って、「面白そうだな」と買ってきた。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-05665/

何を作ろうかと悩んだあげく、テスターの測定値音声読み上げ装置を作った。
http://i.imgur.com/CyM6Byz.jpg

テスターはLinkmanのLDM-86D(写真中段左)
テスターとフォトトランジスタの差し込み接続部は差し込みやすいように、
また簡単に抜けないように、アクリル板の形状を工夫した(写真中段右)
外部電源以外にも、電池駆動でポータブルにした(写真中段左)
持ちやすいようにテスターの裏側に固定できるようにした(写真下段左)
うーん、横から見た重なり方が何だかちょっとヒワイw

通信データの解析に少し時間がかかったが、
プログラムは
「読み取り値をUARTで受け取って、少し細工して音声合成ICにSPIで送信するだけ」
という単純なもので、なんと割込みさえも使用していない!
ここに書くべきような特徴や工夫はな〜んも無い。

完成後は、予想していた通りの音質(女性の声)の悪さにガッカリし
(甘い声で囁いて欲しかったナ)w
音声で読み上げてもらうよりも液晶画面を見た方が早いし、準備が面倒だし
結局、この読み取り器も他の制作機器と同じく、動作チェック終了後、
すぐに棚にしまい込んで、以後、出番は無い。
でもAVRの電子工作は楽しい。

秋月の該当商品ページを見ると、新しく「女性の音声明瞭版 ATP3021F6-PU」が出ているけど、
音質を確かめる気にもならない。
苦情が殺到するといけないし、私も飽きたし、以上で早くもシリーズ最終回。
ではまた会う日まで皆様ご機嫌よう。