「カピィ」

友人に聞いた話だが、
 彼の勤務している会社の社長は英会話が出来る事を常日頃何かと自慢しており、
 社員は他に何の取りえも無いくせに英会話ぐらいで、とウンザリしていた。
 ある日、その社長が社員全員に向かって、
 「君たちの英語は発音が悪いから通じないんだよ、
  これから社内ではコピィではなくてカピィと呼ぶことにしよう」
 と宣言したので、たちまち彼のあだ名がカピィ野郎に決ったそうな。