俺はユニバーサルデザインを採用したエポスカードホルダーであることを誇りに思うけどな

エポスカードに触って分かる識別マークを標準仕様に−−丸井グループ
https://mainichi.jp/universalon/articles/20180612/org/00m/040/010000c

クレジットカード事業を展開する丸井グループのエポスカード(東京都中野区)は、今月から発行するエポスカードに視覚障害者が触って分かる識別マークを印字する。
同社はすべての人が快適に買い物ができるユニバーサルデザインにグループ全社で取り組んでおり、識別マークはその一環。
郵貯カードのように希望する視覚障害者に点字や音声対応のカードを発行している金融機関はあるが、丸井グループでは視覚障害の有無にかかわらず、すべてのカード利用者を対象としている。
利用希望者がユニバーサルデザイン対応を申し込む必要がないカードは珍しい。

識別マークはクレジットカード表面左下に有効期限と同列に三つのエンボス(凸点)を印字している。
エンボスの印字パターンを決めるに当たっては、縦向きと横向き、点間の距離などを変えて数種類を試作、視覚障害当事者に触ってもらい、約5ミリの点間の横配列を採用した=写真。

「毎年11月に視覚障害者向けの展示会が開かれる丸井錦糸町店などで、目の不自由なお客様から自分でカードを識別できるマークが欲しいという要望を聞いてエンボス印字を作りました」とエポスカード事業企画部の常松紗帆さんは話す。
特に点字の読めない視覚障害者が圧倒的に多いことを知って、点字を使わない識別マークにしたという。