江戸城社長、「なんでお前が俺の銀行口座知ってるんだ」
今田、「当社の証券口座です」
江戸城社長、「俺もお前と同じで頭おかしくなってきたぞ」
今田、「では振り替えさせて頂きます。ご契約書を本日お持ち致します」
江戸城社長、「今日は会議終わったら外出だ。契約書は今度でいい」
今田、「月曜日はいかがです」
江戸城社長、「昼一緒に食べるか。この前お前が予約した銀座の中華で 12 時集合だいいなあ」
今田、「はい。かしこまりました。予約入れておきます。ありがとうございます」
江戸城社長、「うん。会議中座だ。戻る」
秘書荒木さん、「終わりました?」
今田、「無事終わりました。ありがとうございます。生き延びました」
秘書荒木さん、「まあ」
ボスに約定出来の報告をして、
ボス、「IMADA がゴールした」と大声。
ブーイングと小さな拍手。
毎度の風景これも。
成功は妬み、失敗にはざまーミロの祝福の拍手がお決まりです。
これもゴールドマンカルチャーです。
が、先週の金曜日にあった出来事だ。
今田、「渋谷は俺と同じ立場になったら出来るか?。これが質問だ。ゴールドマンのディーラーで
は入社しても誰も仕事は何も教えてはくれない。自分の腕一つで稼ぐしかないんだよ」
渋谷、「(小声で)できません」
今田、「渋谷、聞こえねーよ。もう一度」
渋谷、「できません」
今田、「賭け没収だなあ。これでもう終わり」
・・・・・
今田、「厳しく当たってすまんな。ここが渋谷の人生の分かれ道の 1 つと俺は感じたから厳しく当た
った。渋谷が出来ないことはない。でもなあ、ここは来るとこじゃないんだよ。ゴールドマンでのディ
ーラーの平均寿命何年か知っているか」
渋谷、「わかりません」
今田、「業界最低の 2 年半だよ。結婚してお子さんも出来た、奥様はお前が希望の外資系に入社
出来て喜んでいる。それが最高の幸せなんだよ。この幸せを維持するのが男の役目だ。ディーラ
ーになった高揚感で生活は維持出来ないと思うよ」
渋谷、(沈黙)