北海道名寄市のショッピンセンターでバッグを万引きした疑いで、約120キロ離れた町に住む58歳の女が、21日、逮捕されました。

 窃盗の疑いで逮捕されたのは、北見市のとなりの訓子府町に住む無職の58歳の女です。
 女は、8月14日午後、北海道北部の名寄市内のショッピングセンター1階にある雑貨店で、トートショルダーバッグ(販売価格3850円)1つを万引きした疑いが持たれています。
 警察は、ショッピングセンター内の防犯カメラに、女が車で店舗を訪れる様子などが記録されていたことから、女の身元を特定し、事件から1か月余り経った今月21日、逮捕しました。
 警察の取り調べに対し、女は「盗んだことは間違いありません」と話し、容疑を認めていて、余罪についても「ほかのところでもやった」などと供述しているということです。
 女の住む訓子府町と被害に遭ったショッピングセンターがある名寄市は、直線距離で約120キロ離れていて、車で走ると4時間ほどかかる距離です。
 警察は、女が名寄市を訪れた理由についても調べています。