小説にせよ漫画にせよ、ドキュメンタリーはダメ。調査が大変で、内容が複雑になるから。
あくまで世間の人々に顔認証冤罪の存在を知らせるためのフィクションがよいだろう。
たとえば、冤罪登録されて悲惨な毎日を送ることになった主人公が、仲間とお金を出し合って
小さな店舗を持って顔認証システムを導入する。そして、システムを稼動させると、自分達に
ついてのデラメな登録情報が出て来る、出て来る・・で、みんな怒り心頭に発する、そして、
警備会社に対して名誉毀損の集団訴訟を起こす・・というようなストーリーだ。他にも、冤罪
登録されたためにうつ病になったり自殺したりする被害者の描写も入れる必要があるだろう。
とにかく、「こんなにヒドイことが世間でコッソリ行なわれている」ということを、世間一般の
人々に分かり易く知らせることを主眼にするのがよいだろう。