硫酸テロ犯は顔認証でなく指紋一致で逮捕

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e818075ce2bb1f6493aaadc8fe628d4cf3493f4
https://www.news24.jp/articles/2021/08/28/07931193.html
手袋の指紋が指名手配の決め手に 硫酸事件
8/28(土) 23:22配信 日テレNEWS
Nippon News Network(NNN)

東京の白金高輪駅で男性が硫酸をかけられ大ケガをした事件で、事件後に捨てられていた手袋から検出された指紋が、男の自宅の指紋と一致したことが指名手配の決め手になり、スピード逮捕につながったことが分かりました。

静岡市葵区の大学生・花森弘卓容疑者は28日、逃亡先の沖縄県で身柄を確保され、警視庁高輪署へと移送されました。

警視庁によりますと、花森容疑者は今月24日の夜、白金高輪駅で22歳の男性の顔に硫酸をかけ、大ケガをさせた疑いがもたれています。

花森容疑者は、手袋をつけて犯行に及んだとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、事件後、この手袋が白金高輪駅の近くで見つかっていたことが分かりました。

同時に警視庁は、防犯カメラのリレー捜査で容疑者の自宅を特定していて、この家から見つかった指紋と手袋の指紋が一致したことで、警視庁は直接的な証拠を得て指名手配に踏みきり、スピード逮捕につながったということです。

花森容疑者は身柄を確保されるまでは宜野湾市の友人宅に潜伏していたとみられ、被害者の男性とは沖縄の大学でサークルの先輩後輩の関係でした。

調べに対し「今は話したくない」と話しているということで、警視庁が動機などを詳しく調べることにしています。