■創○学○と顔認証問題との関係 その2■
●朝木市議が万引き犯にでっち上げられた疑惑のソース
検証―新事実が明らかになった「東村山事件」 東村山市議「怪死」事件とその背景
ジャーナリスト 段 勲
www.forum21.jp/2004/01/post_10.htm(リンク切れ)
(中略)
 疑問だらけの「万引き事件」

 そんな朝木市議に、突如として予想外のスキャンダルが炸裂した。命を落とすほぼ3カ月余前に起きた「万引き事件」がそうである。

 まだマスコミも情報をつかんでいない時点(95年7月11日)で、以下のような匿名ファックスが東村山市の各マスコミに流れたことで事件は表面化する。

 「東村山市議会議員の朝木明代氏が、市内の女性服販売店で万引きをしたとの事実を確認いたしました。
去る6月、東村山市の東口近くのブティク『スティル東村山店』で、店頭ワゴンに並べられていた商品(女性服)を
朝木氏が万引きをして逃げようとするところを店員に捕まり、その場で商品を取り上げられたとのこと。
事後に、店からは警察に被害届が出されています……」

 朝木氏が万引きをしたという肝心の商品は、1900円のTシャツである。
この情報を筆者も得たとき、「東村山市民新聞」に報じられていたある記事が思い出された。

 朝木市議は、東村山市議会が、自らの議員報酬引き上げをしたという「お手盛り引き上げ」を徹底批判。
以後、同市議は8年にわたって給与の引き上げ分やボーナスの割増し分を返上。
95年5月まで、返上総額は806万5420円にのぼっていた。万引きしたとされる1900円のTシャツ、4523枚分である。

 実直で、不正を蛇蠍のごとく嫌っていた朝木市議が、たかだか1900円のTシャツ1枚に手を出すか?
 本人を知る筆者の素朴な疑問であった。だが、この万引き事件を地元警察署は、
朝木市議が5階建てビルの屋上から身を投げる「自殺」の動機とほぼ断定したのだ。

 「あの朝木市議が」

 という万引き事件は、各週刊誌も報じ、やがて全国的な話題になった。
さらに、同事件が明らかになった直後(7月16日)、朝木市議と共に「草の根市民クラブ」を構成していた矢野市議も、何者かによって不可解な暴行を受けている。

 その暴行ぶりも尋常ではない。未明、事務所から自転車で帰宅しようとした矢野市議に、何者かがいきなり襲いかかってきた。
自転車を奪って路上にたたきつけ、ヘッドロックしながら顔面や頭を投打。矢野市議は自転車で数百メートルほど逃走したが、再び同一犯人に追いつかれた。
大声を出して助けを求め、近くの公園にいた若者グループが駆けつけてくるまで、前歯を折るほどまた激しく殴られ、蹴られていたのだ。

 頭部、顔面挫傷で、全治2周間のケガ。当然、警察に被害届を出しているが、いまだ犯人は不明のままである。
このほか、朝木、矢野両市議の周辺では怪文書が撒かれ、脅迫文が届き、
朝木氏が愛用している自転車のブレーキが切断されるなど異常な事件が相次いだのもこの時期である。

 こんなさなか、筆者は東京・池袋の喫茶店で朝木、矢野両市議に会った。当事者に先の万引き事件を問うためである。
朝木市議の人権を無視するような失礼なことも聞いたが、ご本人は万引きを一貫して否定していた。
(以下略)

※この万引き事件は創○学○によるでっち上げ事件であった可能性が高い