【長野】「指導に頭にきた」 刑務所で受刑者が2人の刑務官の顔殴る 傷害容疑などで書類送検 [どどん★]

0001 どどん ★ 2021/12/08 16:45:30
長野刑務所は8日、2人の刑務官の顔を殴るなどしてけがを負わせたとして、30代の受刑者を傷害と公務執行妨害の疑いで書類送検したと発表しました。

書類送検されたのは、長野刑務所に服役している30代の受刑者の男です。

長野刑務所によりますと、今年4月26日、通路で整列する際に、男が列からはみ出し、脇見をしていたため、男性刑務官が注意指導したところ、右手のひらで刑務官の鼻をたたきつけ、顔に全治1週間のけがを負わせた疑いです。

男は「刑務官の指導に頭にきた」と話し、容疑を認めているということです。

また、6月12日には、男が居室内で大きな音を出していたため、別の男性刑務官が注意しましたが、行為をやめず、別の部屋に連行した際に、右手拳で刑務官の左眉付近を1回殴り、顔に全治約1週間のけがを負わせた疑いです。

この容疑については、否認しているということです。

長野刑務所は所要の捜査を行い、8日、この男を傷害と公務執行妨害の疑いで長野地方検察庁に書類送検しました。

長野刑務所の山本英博所長は「今後も刑事施設内における犯罪行為には厳正に対処し、施設内の規律及び秩序を図りながら、適正な施設運営に努めたい」としています。
長野放送

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